五月病や六月病とも言われ、心身に不調があらわれやすいこの季節。「疲れが取れない」「やる気が出ない」「集中力が続かない」などというときの食事に。野菜類など抗酸化作用の高い食材でメンタルを整え、食欲がわかないときは、消化を助ける食材とお酢などのクエン酸パワーを使って乗り切りましょう。
シュウマイ
キャベツは消化を助け、三つ葉のビタミンCは鉄分の吸収を促進させます。余分な油は落としてヘルシーに。
・豚ひき肉 250g
・シュウマイの皮 12枚~15枚
・玉ねぎ 70g
・キャベツ 30g
・グリンピース 12個
・鶏ガラスープの素 小さじ1
・ごま油 小さじ1
・三つ葉 適量
作り方
1.玉ねぎ、キャベツを5mm角くらいにみじん切りにしておく。シュウマイの皮も5mm幅くらいに切っておく。
2.ボウルに玉ねぎ、キャベツ、豚ひき肉、塩、ごま油を入れて、よく混ぜ合わせる。
3.フライパンにクッキングシートを敷いて[2]を丸めて置く。タネが見えなくなるようにシュウマイの皮を乗せ、グリンピースをのせる。
4.クッキングシートとフライパンの間に水(分量外約50ccほど)を入れ、フタをして弱火~中火で約10分ほど蒸す。
アサリ煮麺
アサリにはカルシウムやマグネシウム、亜鉛、鉄など、たくさんの栄養素が含まれるうえ、低脂質で高タンパク。さらに肝機能の強化や貧血防止にも効果があります。もずくには整腸作用や抗酸化作用が。食欲がないときには汁物でエネルギー源の補給を。
・素麺 100g
・アサリ 80g
・もずく 80g
・だしの素 小さじ2
・しょうゆ 小さじ1と1/2
作り方
1.鍋ににたっぷりのお湯(分量外)を沸かし、素麺を茹でて水洗いしておく。
2.鍋に500ccの水と下処理の済んだアサリを入れて茹でる。アサリの殻が開いたら、だしの素としょうゆを入れ、素麺は水気をよく切ったあとに鍋に戻して、もずくを加える。
シラスの酢の物
梅肉のクエン酸効果で食欲増進とストレス緩和を。また、クエン酸にはカルシウムを溶けやすい形に変える効果があり、シラスに含まれるカルシウムの吸収を助けてくれます。長いもは酵素が豊富で血流改善などにも効果があります。
・シラス 20g
・長いも 80g
・オクラ 4本(40g)
・水菜 30g
・ごま油 大さじ1
作り方
1.長いもは1cm角に切り、オクラは食べやすい硬さに茹でたあとスライス。水菜は2cmの長さに切り揃える。梅干しはタネをとり包丁で叩いておく。
2.フライパンにごま油を入れてシラスを炒め、カリッとしてきたら[1]の梅干しを入れ、炒める。
3.[2]の長いも、オクラ、水菜を器に盛り、最後に[2]をのせたら完成。
ナスとピーマンのごまみそ炒め
ナス、ピーマン、ごまはいずれも抗酸化効果の高い食材。鶏肉ともあわせて疲労回復効果も期待できます。
・ナス 200g
・ピーマン 100g
・鶏肉 120g
・おろしニンニク 少々
・ごま油 大さじ2
・小麦粉 大さじ1
・みそ 大さじ1
・みりん 大さじ1
・砂糖 大さじ1
・すりごま 大さじ1
・しょうゆ 小さじ1
作り方
1.鶏肉を1口サイズに切り、酒を揉み込んでから水気を切って、小麦粉をまぶしておく。ナスは1口サイズに乱切りし、水につけてアク抜きしたあとに水気を切る。ピーマンも一口サイズの乱切りにしておく。[A]をすべて混ぜ合わせておく。
2.ごま油をフライパンに入れ、鶏肉とナスを入れて炒める。鶏肉に火が通ったらピーマンと[A]をを入れ、よくあえながら炒め、ピーマンが食べやすい硬さになったら完成。
白身魚のパン粉焼き
白身魚は高タンパクで低脂質。カレー粉にはたくさんのスパイスが入っているので、食欲増進、脂肪燃焼、疲労回復などなどたくさんの効果があります。
・白身魚(カレイ) 200g
・塩こしょう 適量
・小麦粉 小さじ2
・ニンニクパウダー 少々
・オリーブ油 大さじ1
作り方
1.白身魚は骨をとって食べやすい大きさに切り、塩こしょうをしたら10分ほど置く。キッチンペーパーで水分を拭いてから、ニンニクパウダーとカレー粉をまぶし、その後小麦粉をまぶす。
2.フライパンにオリーブ油、[1]を入れてよく焼く。
3.お好みでクレソンを添えて完成
レシピ協力:藤原則子さん
ご主人は新潟アルビレックスBB、群馬クレインサンダーズなどでプロ選手として活躍された藤原隆充さん。アスリートフードマイスター3級の資格を取得し、選手生活を食事面からもサポートされてきました。
アスリートフードマイスターとは:アスリートのパフォーマンスを最大化するため、最適な食事プログラムを提供する人材 ※アスリートフードマイスターは、株式会社アスリートフードマイスターが認定する民間の資格