シーズンを戦い抜く身体をつくる
長かったシーズンもすでに最終盤に入っています。怪我が多くなり疲労も溜まってくる時期でもあります。最後まで集中力を切らさず、悔いを残さずに戦える身体をつくりましょう。
しらすとあさりのミネラルパスタ
しらすは血液をサラサラにするDHAやEPAが豊富。骨までまるごと食べられるのでカルシウムも取れます。あさりに含まれるビタミンB12はスポーツ選手に多い貧血の予防にも。アスパラガスはスタミナドリンクの栄養成分にあるアミノ酸のひとつであるアスパラギン酸を含み、だるさや疲れを取ってくれるので疲労回復に役立ちます。
・パスタ 360g
・わかめ 40g
・しらす 60g
・あさり 100g
・アスパラガス 6本
・たかの爪 1本
・オリーブオイル 適量
・和風だし 小さじ2
・塩・こしょう 適量
作り方
1.鍋にたっぷりの湯と適量の塩(分量外)でパスタを茹で、時間より1分早くあげておく。その間にアスパラガスを縦に八等分にさき、ニンニクをみじん切りにしておく。
2.フライパンにオリーブオイルとニンニク、半分に切った鷹の爪を入れ、弱火で少し炒める。しらす、あさり、アスパラガスを入れてフタをし、あさりの口が開いたらパスタとわかめを加え、和風だし、塩・こしょうで味を調えて完成。
手羽先のトマト煮
手羽先を煮込むとコラーゲンが溶け出します。コラーゲンは関節を強くする腱や靭帯の材料となってくれます。
・手羽先 6本
・ミックスビーンズ 60g
・トマト缶 1缶(400g)
・玉ねぎ 1/2個
・ニンニク 1/2片
・塩・こしょう 適量
・乾燥パセリ 少々
・オリーブオイル 大さじ1
作り方
1.手羽先に塩・こしょうをしておく。ニンニクと玉ねぎはスライスする。
2.フライパンにオリーブオイルを入れ、手羽先とニンニク、玉ねぎを入れ、焦げないように3分ほど炒める。トマト缶、ミックスビーンズ、コンソメを入れ塩・こしょうをふる。フタをして5分ほど煮込み、そのあとフタをはずし、汁気が半分くらいになるまで煮詰める。器に盛って乾燥パセリを飾る。
カブの梅サラダ
カブは春先が旬で栄養価がとても高く、消化機能まで高めてくれます。鰹節は鉄分が豊富、全身に酸素を運ぶのに役立ちます。
・葉付きのカブ(中サイズ) 1個
・梅干し 1粒
・塩 少々
作り方
1.カブは皮をむいて薄くスライス、茎の部分はさっと茹でて3cmくらいの長さに切り、どちらも塩もみする(梅干しも入れるので、塩は少量で)。
2.5分ほどしてカブがしんなりしてきたらつぶした梅干しと鰹節を入れてよく和える。
ニラ玉スープ
ニラはβ-カロテンが豊富で免疫機能を高め、ビタミンKも多く含まれているため骨を丈夫にしてくれます。
・ニラ 60g
・卵 1個
・カニカマ 2本
・塩・こしょう 少量
・水 400cc
作り方
1.ニラを2〜3cmの長さに切る。カニカマをさいておく。
2.鍋に水を入れ沸騰したら、卵以外を入れて、ニラに火が通ったら溶き卵を流し入れ、塩・こしょうで味を調える。
レシピ協力:藤原則子さん
ご主人は群馬クレインサンダーズ藤原隆充選手。アスリートフードマイスター3級の資格を取得し、長くプロ選手を続ける現役生活を食生活からもサポートされています。
アスリートフードマイスターとは:アスリートのパフォーマンスを最大化するため、最適な食事プログラムを提供する人材 ※アスリートフードマイスターは、株式会社アスリートフードマイスターが認定する民間の資格
撮影協力:花のガロガロ