3×3 TOKYO DIME 落合知也 × 小松昌弘

こんなおもしろい競技、絶対見なきゃ損! part3

part2より続く

「3×3を広めていくことが自分の使命だと思っています」(落合)

── 今まで戦った中で印象に残っている試合を教えてください。

小松 僕は3つあって、1つ目は去年のアジア大会で銅メダルを取った試合ですね。今までアジアカップではベスト8で終わってたんですけど、初めてベスト4まで進むことができました。準決勝ではオーストラリアに敗れましたが、3位決定戦でニュージーランドを破ったことは大きかったです。忘れられない試合です。2つ目は去年の9月にカザフスタンでやったカタールとの決勝戦ですね。優勝すると1ヶ月後のworld tourに出場できることになってて、その権利を勝ち取れたのも含め嬉しい勝利でした。で、3つ目は今年4月にやったフィリピンとの決勝戦。7点ぐらい離されていたんですが、みんなで頑張って追いついて逆転優勝した試合です。僕は途中まで全然活躍できなかったんですが、最後の最後にツーポイントを決められたので、自分的にも印象深いですね。

落合 僕は…(いきなり小松選手に向かい)印象に残ってる試合が3つって多すぎだろ。普通こういうときは1つに絞るだろ。まあそれは置いといて、僕が1番印象に残っているのは去年のアジア大会の銅メダルですね。準決勝でオーストラリアにブザービーターで敗れたショックは大きくて、正直、切り替えるのは大変だったんですが、どうしてもどうしても結果がほしくて、「ここでメダル取れなかったら本当に意味がないから集中してやろう」と、みんなに声かけました。ぶっちゃけ下馬評ではメダルは難しいと言われてたんですよ。でも、自分は栃木を辞めて、この大会に全てを捧げるつもりで臨んでいたし、ずっとこの競技をやってきたというプライドもありました。忘れられないのは、20-20になった最後の場面でコートにいた小松と野呂(竜比人)が僕にボールを託してくれたこと。それを決めきったときの喜びは今でも忘れられません。たぶん一生忘れないと思います。

── 3×3は監督もコーチもいないわけですから、プレーの修正も自分たちでしなければなりません。練習中からコミュニケーションを密に取る必要がありますね。役割分担のようなものもあるのですか?

落合 練習でも試合でも思ったことはお互いになんでも言い合います。僕なんか感情的になってきついことを言っちゃうこともあるんですが、試合中でも気づいたことをすぐピックアップしてことばにしないと10分なんてすぐ終わっちゃうんです。そこが難しい。

小松 落合はとにかく熱い男ですからね。熱でみんなをリードしていくって感じです。

落合 逆に小松は常に冷静。僕が熱くなっているときも冷静に試合の流れを分析してくれます。

小松 僕は跳ぶわけじゃないし、シュートが特別巧いわけじゃないですが、相手が何を嫌がっているとか、次に何をしなくちゃいけないとかいうのは、1番熱くならずに考えられるかもしれません。3×3では判断スキルというのをすごく求められるので、僕が今生き残れてるのは唯一そういう部分かなあって思います。

落合 そのとおり!(笑)

── 最近は3×3に参加するBリーガーも増えてきましたが、それに関しては?

落合 僕は大歓迎です。やっぱり既存の選手だけでは3×3のレベルアップは図れないし、世界の舞台で勝つことは厳しい。自分は栃木にいたこともあり、彼らのスキルがどれだけ高いかもわかっています。ただ現実的にBリーグに籍を置いているとケガのリスクやスケジュール的なことで両方をやり続けることは難しいでしょう。やっぱり同じメンバーで1年通してじっくり戦っていかなきゃ世界では勝てないと思うんですね。世界の強豪と言われるチームは、みんな3×3専門に強化していてメンバーに変動がないんです。

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