TOKYO DIME / 越谷アルファーズ 落合知也

3×3のパイオニアたちに感謝(後編)

世界ランキング80位、日本人トップのパイオニア

身体はきついですけどね」と笑う落合知也は、1年間休みなくバスケ漬けの日々を続けてきた。「3×3(スリー・エックス・スリー)は5人制とは真逆の冬場がオフシーズンになり、海外での試合が一切なくなります」という今は、越谷アルファーズの一員としてB2を主戦場に戦い続けている。4〜10月はTOKYO DIMEのユニフォームを着て、国内外の3×3大会へ精力的に参戦してきた。海外で開催されるワールドツアー・マスターズとチャレンジャーズには合計12回出場。そのうち8回がベスト8入りし、7月の中国・ワイアン大会のチャレンジャーズでは3位の好成績を収めた。個人ランキングは世界80位、日本人トップに立っている(11月6日現在)。

B2シーズン開幕後、10月に行われたワールドツアー・マスターズにも参戦し、「完全に3×3を優先してもらい、いろんなことを考慮してくれるチームに感謝しています」と大塚商会時代からプレーしている越谷アルファーズのバックアップがあるからこそ、二足の草鞋を履いてバスケし続けられている。Bリーグ元年はチャンピオンチームの栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)に所属。しかし、日本代表として参戦した3×3世界選手権で右膝前十字靭帯断裂の負傷をし、長い期間バスケができない苦難の時期もあった。

昨シーズンから越谷アルファーズに復帰し、B2へ昇格した今シーズンは「高いレベルでバスケをさせていただいていることに感謝しています。アルファーズが勝つためにも自分の力が必要だと思っていますし、スタートでもベンチからでも自分が出たら流れを変えて、チームの核になれるように戦いたいです」とハードワークを続けている。

B2とB3を比較すれば、「日本人も外国籍選手もB2のレベルは高いですし、スキルアップできるチャンスだと思って毎試合戦っています。もちろん自分のためだけではなく、チームを勝たせたい思いが強いです」と外国籍選手とマッチアップする機会も多く、3×3の強化につなげている。逆も然りであり、世界で戦って来た3×3の経験を越谷に注入していた。

苦しいときにもすごく頼りになる存在です。世界と戦ってきた経験があるからこそ、ゲームを変えられるという自信を持ってプレーしてくれていることが頼もしいです」と青野和人ヘッドコーチは落合を評価するとともに、良き理解者でもある。

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