試合や練習でよりよいパフォーマンスを発揮するためには、身体を温め体温を上げることが重要。脳と身体を目覚めさせることで集中力が上がり、ケガもしづらくなります。食事面で身体を温めることで大切なのは、朝食をしっかりと取りること。内臓を活動させることで体温も上がります。そして、食材面ではその季節の旬のものや、色が赤いものと黒いもの、土の中で育つ根菜や、発酵食品を意識して摂取するようにすると効果的です。

五目やきそば

1品で炭水化物、タンパク質、ビタミン類、ミネラル類がたくさん取れます。豚肉に多く含まれるビタミンB1は手足の細い血管を広げ、血行を良くしてくれます。

カニカマとブロッコリーのサラダ

玉ネギには血流改善効果や血管拡張効果があり、アマニ油には筋肉痛の軽減や疲労回復促進、筋肉の動きを良くするなどの効果があります。

かきたま生姜スープ

身体を温めたいときは生姜の加熱料理を。速温性もあり内臓を温めてくれます。

納豆キムチ

納豆菌には乳酸菌の増殖を助ける効果があり、乳酸菌が増えることで腸内環境も整います。キムチに含まれるカプサイシンは体温と代謝の向上に効果があり、ニラは血液をサラサラにして、冷え症の緩和にも役立ちます。

レンコンのきんぴら

この時期の旬のレンコンは栄養価が高く、食物繊維も多く含んでいます。食べると腸内で乳酸菌のエサとなり、善玉菌を増やしてくれます。

レシピ協力：藤原則子さん
ご主人は新潟アルビレックスBB、群馬クレインサンダーズなどでプロ選手として活躍された藤原隆充さん。アスリートフードマイスター3級の資格を取得し、選手生活を食事面からもサポートされてきました。

アスリートフードマイスターとは：アスリートのパフォーマンスを最大化するため、最適な食事プログラムを提供する人材　※アスリートフードマイスターは、株式会社アスリートフードマイスターが認定する民間の資格
撮影協力：花のガロガロ