ガンバレ!八村ウィザーズ #6「この自粛期間に何をすべきか? by アドキンスコーチ」special thanks 東頭俊典ヘッドコーチ(アースフレンズ東京Z)

新型コロナウイルスの感染拡大を阻止すべく、世界的に自粛生活を強いられている。しかし、ピンチはチャンスである。アースフレンズ東京Zの東頭俊典ヘッドコーチは、「『GET BETTER NOW』ZOOMセミナー2020.〜世界から学ぼう〜」をスタートさせた。1回目は元アルバルク東京のヘッドコーチであり、現在は馬場雄大が所属するNBA Gリーグ(育成下部リーグ)テキサス・レジェンズの伊藤拓摩コーチが、2回目は桶谷大ヘッドコーチ(仙台86ERS)、藤田弘輝ヘッドコーチ(琉球ゴールデンキングス)、前田健滋朗アシスタントコーチ(秋田ノーザンハピネッツ)らBリーグのコーチ陣が講師となり、それぞれの経験を伝える機会を提供してくれている。

アドキンスコーチは日本人が大好き!

3回目となった5月10日は、我らがワシントン・ウィザーズのデイビッド・アドキンス アシスタントコーチが登場。システム手数料がかかるために参加者は有料だったが、コーチ陣は無償でのセミナー開催だったことを強調したい。アメリカでは、NBAをはじめとした様々なトップコーチが、オンラインを通じて無償で情報共有するのが日常茶飯事である。同じようにアドキンスコーチは、バスケに関する資料をおもむろに東頭ヘッドコーチへ送ってきた。「それにインスパイアされ、日本のコーチに何かできることはないか」というきっかけで、オンラインセミナーをスタートさせる。270人強と多くの方が参加し、約2時間半に及んだセミナーは予定時間を大幅に超えるほど盛況であった。

対象は指導者であり、BリーグやWリーグのコーチ陣も日曜日の午前中から積極的に参加。実際にウィザーズで行われている練習ドリルを紹介し、その映像もアドキンスコーチは惜しみなく資料として提供してくれた。ウィザーズを愛するものとしては、1年半と長い期間、戦線離脱しているジョン・ウォールが練習に参加し、同じメニューをこなす姿を見られただけで目頭が熱くなる。

八村塁をはじめ、ウィザーズと日本の関係は深い。アドキンスコーチは先に挙げたテキサスの伊藤コーチ、3Pシュート王に輝いた松井啓十郎(京都ハンナリーズ)と伊藤大司(滋賀レイクスターズ)をモントロス・クリスチャン高校時代に育てたコーチでもある(※千葉ジェッツの富樫勇樹が入ったときはすでに別の学校へ異動)。当時は、能代カップにも参戦していたので記憶に残っている方もいるだろう。

日本人が大好き」というアドキンスコーチは、「必ずおじぎをし、リスペクトを大切にしてくれるから」というのが理由だ。これまで指導した選手の中でベスト3を挙げれば、モントロス・クリスチャン高校で指導した日本の3人と即答する。もちろん、八村塁も「同じメンタリティーを持っており、コーチしやすく素晴らしい選手だ」。今シーズンのウィザーズには八村とアドキンスコーチ以外にも、女子日本代表のアドバイザリーコーチとして毎夏来日するコーリー・ゲインズ アシスタントコーチがおり、NECとパートナーシップを結び、日本と関わりが深いチームへと急速な変貌を遂げている。