2026-27シーズンのWリーグが開幕。昨シーズン参入したSMBC TOKYO SOLUAは、東京羽田ヴィッキーズを代々木第二体育館に迎え撃った。東京羽田が昨シーズンをWプレミアで過ごしたことから、公式戦では初顔合わせだった。
10月31日のGAME1は、第1クォーターから東京羽田のペースで推移。徐々に離されたSMBCは第4クォーターに10得点しか奪えず、58-91と大差をつけられての黒星となった。Wリーグのチームで唯一外国籍選手がいないということもあり、高さでは常に相手にアドバンテージがある状況。この日はリバウンドが23本に終わり、東京羽田には51本を許してしまった。
「高さの面で相手のシンプルなハイローとかポストアップでやられてしまうシーンが何度もあったんですけど、そこに対して自分たちのディフェンスを改めて見直す部分もあったと思うし、やられてもすぐに切り替えてオフェンスに入るというのは自分たちが40分間やり続けないといけないことだと思うので、今後改善していけたらと思います」

そう振り返った穴澤冴は、チーム最長身の183cm。チーム全体のサイズが小さい分、必然的に大きな期待を寄せられる立場だ。この日はリバウンドこそ2本にとどまったものの、チーム唯一の2ケタとなる12得点をマーク。3ポイントも5本放って2本成功と積極性が光った。
「チームとしては高さの部分で自分たちのやりたいことができないことが多いんですけど、常にシュートは狙って、チャンスを絶対に逃さないということはリーグ戦を通してやっていきたいと思っていて、今日の試合も少しでもチャンスがあるところを見逃さず、積極的にアタックしていこうというのは良かったのかなと思います。
チームの中では一番大きいかもしれないですけど、相手に比べたら普通のサイズなので、大きい相手に対してゴール下だけじゃなく、外からも狙えるようなマルチにこなせるプレーをして、相手にとって嫌なところを突いていきたい、それを徹底的にやっていきたいと思ってます」
SMBCは戦略面でサイズ不足を補う工夫もしなければならないが、全選手が平日に仕事をしているため、バスケットの取り組み方にも工夫が必要だ。このオフの間も、会社員としての業務に従事しながら、より効率的に練習することを心がけてきた。シーズンに向けて、決して悪くない準備ができていたという手応えはあるようだ。
「自分たちは仕事とバスケの両立で、朝から夕方まで仕事をして夜に集まって練習というスケジュールなんですけど、短い時間しか練習できなくて、そこにフィジカルで負けない体作りもしていかないといけないので、どれだけ切り替え早く練習できるか。1時間半から2時間くらいの限られた時間の中で強度も高いし、精度良く練習することが求められてるので、量ではなく質で戦えるようなチームを作ってきたと思ってます」

昨シーズンのWリーグ参入と同時にチームの一員となった穴澤も、当初はその生活サイクルにアジャストするのが簡単ではなかったというが、この1年間の経験から今は自分なりの解決策を見出すことができたそうだ。
「しょうがないというのもおかしいんですけど、昨シーズンは寝る時間が必要だけど欠けてしまう部分でした。でも、そこをどうやってリカバリーするかというのは自分の中でルーティーンみたいなものができてきて、今シーズンは選手としても、会社員としても過ごし方にだいぶ慣れてきたと思います」











