お世話になります。
前回の第3話から、だいぶ間が空いてしまいました。申し訳ありません。
バタバタしておりましたが、第3話の続きをお届けします。
お付き合いください。
── 3×3の魅力あるルール
3×3には、私が特に気に入っているルールと魅力がいくつかあります。
そのひとつが「チームが4人で構成されること」です。
これは、ほぼ100%の確率で試合に出場できるという点が大きな特徴です。
さらに、コート上は3人なので、全員がボールに関わる機会が多くなります。
そのため、育成年代の小・中学生はもちろん、「久々にバスケットをやろう!」という方々にとっても、たくさんボールに触れ、リングに向かう機会が増えます。
なんて素晴らしいスポーツだ!
もうひとつの魅力は、「監督やコーチがベンチに入れないルール」です。
試合中の交代やタイムアウト、作戦の決定など、すべて選手自身が考えて動く必要があります。
ベンチや観客席からの指示も禁止されているため、選手たちだけで試合を組み立てることになります。
このルールの魅力のひとつは、「怒られない。(笑)」
高校時代に3×3があったらなぁ…と、つい思ってしまいます。(笑)
それは冗談としても、この環境では選手たちが「考える力」を身につけることができます。
もちろん、監督やコーチの指導を受けてプレーすることは大切です。
しかし、3×3では、練習で学んだことを自分たちの言葉で発信し、試合で実践することが求められます。
さらに、多様なポジションや技術を学ぶ機会が増えるため、「もっと覚えたい!」という意欲にもつながるバスケットだと感じています。
3×3には、これからさらに大きな可能性があると思います。
まずは、みなさんもプレーしてみましょう。
写真は、昨年3×3の大会に私も出場したときのものです。
本当にボールがどんどん回ってきて楽しくプレーすることができました。
ズン。
文・写真 ぬま