FIBA 3×3 Women’s Seriesは今でこそコマーシャルチームも参戦することができ、桂葵が在籍するNeftchi SOCAR(アゼルバイジャン)も同ツアーで世界を転戦しているが、かつては各国の代表チームだけが集まって覇権を争っていた。8月1日・2日は日本での開催とあって、日本代表もこのTokyo STOPに出場。Wリーグファンにもお馴染みの面々が名を連ね、期待値は高かったはずだ。
1日のグループラウンドはシンガポールを21-6と圧倒したが、フランスU25には接戦の末にKOで敗戦。グループ2位で翌日の決勝トーナメントに駒を進めることとなった。昨年もWomen’s Seriesを経験している宮下希保と高橋未来は言わずもがな、田中平和と野口さくらも随所に活躍は光ったが、野口に関してはTokyo STOPの前週にインドネシアで開催されたBatam STOPのメンバーに入っておらず、直前合宿では「他のメンバーとすり合わせることを意識してきた」ということだ。
シンガポール戦はKOショットとなる2ポイントを決め、フランスU25戦も終盤のビハインドの場面で立て続けにドライブで得点。特に後者は持ち味を発揮できていた印象があるものの、結果的に追いつけなかったということもあり、「本当に最後だけという感覚です。最初からしっかりディフェンスを見て判断できるようにプレーしていかないといけないなと思います」と本人は満足していなかった。翌日、日本代表は終了間際の高橋のカットインでカナダを撃破したが、セミファイナルでオランダに敗れてTokyo STOPを終えている。

野口といえば、昨シーズン限りでアイシンを退団し、今シーズンはWKBL・新韓銀行でプレーすることが決まっている。Wリーグで8シーズンプレーしてきた野口のその決断の理由は、本人によると「チームのヘッドコーチの方から声をかけていただいて、自分がなりたい選手像に近いバスケットをしてるHCだと思ったというのが一番の決め手でした」というものだ。
WKBLにアジアクォーター制度ができて以降、Wリーグから韓国に舞台を移す選手は毎年現れている。野口もその先人たちから話を聞いたことはあるそうだが、「練習がきついよ、試合数がタフだよとかは聞いてたんですけど、Wリーグとの違いとか試合感はあまり詳しくは聞いてないので、本当に新たなチャレンジという感じではあります」とのこと。今までと異なる環境に身を置くことで成長が期待されるところだが、野口自身はある意味では自分を変えるための決断という感覚もあったようだ。
「成長というよりは、今まで自分自身がプレーできるものをもっと発揮できたんじゃないかというのが結構モヤモヤしてたところがあったので、韓国でチャレンジして、3×3で見せてるドライブやカッティングをもっともっと見せていけるようにと思ってます」











