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ほろ酔いバスケバカのたわ言 #2 「そもそも会場に行かないと買えないのはどうなの?」

遠出したある日の取材帰り、某メディアの皆さんと一緒に帰った日の話である。その日は体育館に1日缶詰状態で取材し、駅までの道のりは歩いて20分強。家路に向かう電車に乗り込み、缶ビールでクールダウン。しかし、反比例するように話はヒートアップしていった。

なぜ高い送料を払って海外から取り寄せなければならないんだ!

我らがウィザーズに、日本人としてはじめてドラフト1巡目指名された快挙についての話題はまだまだ事欠かない。我が家に八村塁のレプリカジャージーが届いた話から宴ははじまった。昨年の渡邊雄太のジャージーも購入したが、「日本人NBA選手が誕生したにも関わらず、なぜ高い送料を払って海外から取り寄せなければならないんだ」という理不尽な怒りを誰かに伝えたかった。

NBAウェアをサプライする某メーカーの旗艦店やネット通販では見たことがない。昨シーズン、今や幻となった渡邊雄太のグリズリーズ#12ジャージーの目撃情報は聞かれている。そのときも記者は「見た」と言う。ただし、「ホント?」と詰め寄ると誰もが実際に購入していないため、半信半疑に陥る。事実、ウィザーズの八村ジャージーは現時点で取り扱われておらず、入荷予定もないそうだ。逆に、帰国中の渡邊雄太のSNSを見ると、すでに18番となっているジャージーを某球団の元監督にプレゼントをしており、あるところにはあるんだな、と思うわけで…。

ジェレミー・リンがNBA入りし、『リンサニティ』を巻き起こしたとき、台湾ではニックスのジャージーが溢れていた。街行く人はジェレミー・リンのジャージーやTシャツを、老若男女分け隔てなく着ている姿がうらやましかった。もちろんショップに行けばショーウィンドウに飾られ、最前線に立っている。同じことが、ドラフト1巡目に指名された日本人NBA選手誕生とともにやって来るものだと期待していた。これでウィザーズの知名度も上がり、送料を支払うことなく買える懐にやさしい時代が到来すると思っていたが、今のところその波がやってくる気配はナッシング。

酒の肴として、もう一つの例を挙げた。FIBAワールドカップの出場に王手を懸けたアジア予選の最終ウィンドウでのアウェー戦へ向け、某テレビ局のディレクターが「日本代表ウェアを買って現地に乗り込んで来るよ!」と鼻息荒く、サプライする某メーカー旗艦店に足を運ぶ。しかし、今はネット通販しかしていないという答えが返ってきた。彼の地へ出発する前日のことだった。

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