夏バテは睡眠不足や自律神経の乱れからくることが多いようです。自律神経が乱れると胃や腸などの消化機能が低下して、食欲が落ちたり消化吸収が上手くできず、体調を崩してしまいます。身体の熱を冷ます効果がある夏野菜は栄養価が高く、自律神経を整えるビタミン類も豊富です。肉類などのタンパク質といっしょに摂り、さらに吸収を高める組み合わせでしっかり栄養を補充しましょう。
きのこと豚肉のカレー炒め
豚肉ときのこ類には自律神経の乱れにきくビタミンB群が豊富に含まれていて、最強の組み合わせです!塩こうじにつけておくことで、お肉もやわらくなり、カレー味が食欲を誘います。
・豚もも肉ブロック 300g
・シメジ 60g
・レッドオニオン 1/2
・シシトウ 3本
・ごま油 小さじ1
・塩こうじ 大さじ2
・すりおろしニンニク 小さじ1/2
・カレー粉 小さじ1
作り方
1.豚もも肉は1cm幅で切りそろえ、レッドオニオンはスライス。シメジはほぐし、シシトウも食べやすく細く切る。
2.ジップロックに[A]を入れ混ぜ、その後に[1]を入れてよく揉み、1時間以上置いておく。
3.フライパンにごま油をしき、豚もも肉を入れ、弱火でじっくり両面を焼く。
4.野菜類も全て入れ、フタをして、5分ほど蒸し焼きにする。
タコと夏野菜のパスタ
トマトやズッキーニ、マッシュルームに含まれる脂溶性ビタミンは油と一緒に摂ることで体内で吸収されやすくなります。タコはビタミンやタウリンを多くふくみ夏バテ予防の強い味方。血液をサラサラにして、血液の循環もよくなり疲労回復効果が期待できます。
・パスタ 80g
・タコ 60g
・ブロックベーコン 30g
・ズッキーニ 60g
・マッシュルーム 30g
・オリーブオイル 50cc
・ニンニク 1片
・塩こしょう 適量
作り方
1.ニンニクはスライス、それ以外の材料は食べやすい大きさに切りそろえる。
2.フライパンにオリーブオイル、ニンニク、[1]の材料を全て入れ、材料に火が通るまで弱火から中火で煮こみ、塩こしょうで味付けをする。
3.別の鍋でパスタを茹でる。規定より1分ほど早めの時間であげる。
4.パスタと[2]をあえて完成
豆乳スープ
動物性と植物性のタンパク質、両方が一度に摂取できます。鶏むね肉は消化に良く、あさりは貧血予防、キャベツのビタミンUは消化機能を助ける効果があります。
・豆乳 300cc
・鶏むね肉 60g
・キャベツ 60g
・むきあさり 40g
・オリーブオイル 小さじ1
・塩こしょう 適量
作り方
1.キャベツは食べやすい大きさに切る。鶏むね肉は少し小さめに切り、塩こしょうをしておく。
2.鍋にオリーブオイルを入れ、鶏むね肉を焼く。中まで火が通ったら、あさり、キャベツを入れ3分ほど炒める。
3.豆乳とコンソメを入れ、沸騰させないように温める。
4.塩こしょうで味を調えて完成。
酵素ジュースがけヨーグルト
酵素ジュースは冷たい水や炭酸水で割って飲めば、手軽にビタミンやミネラル、糖分の摂取ができます。腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を抑えることで腸内環境を整え、消化不良や食欲不振、エネルギー不足と夏バテを防ぎます。
・オレンジ 300g
・砂糖 300g
作り方
1.オレンジの皮をとり、5mm幅にスライス(皮ごと作る場合、皮に付着している防腐剤を取り除く)。
2.容器にオレンジと砂糖を入れ、毎日1度、容器ごとよく振り、フタをあけて空気を抜く。3ヶ月たつと酵素ジュースの完成。
3.無糖ヨーグルトに酵素ジュースをかけ、混ぜて食べる。
レシピ協力:藤原則子さん
ご主人は群馬クレインサンダーズアシスタントコーチの藤原隆充さん。アスリートフードマイスター3級の資格を取得し、プロ選手生活を長く食事面からもサポートされてきました。
アスリートフードマイスターとは:アスリートのパフォーマンスを最大化するため、最適な食事プログラムを提供する人材 ※アスリートフードマイスターは、株式会社アスリートフードマイスターが認定する民間の資格
撮影協力:花のガロガロ