成長期の栄養を郷土料理でサポート
「おっ切り込み」は幅広の生麺を旬の野菜やきのこなどと一緒に煮込んだ群馬県の郷土料理です。具だくさんで野菜に火が通っているので消化がよく、食欲がないときでもたくさんの栄養を一度に摂れます。専用麺は地域によっては手に入りにくいので平打ちうどんで代用しましょう。
群馬県の郷土料理「おっ切り込み」
成長期は3食+捕食でたくさんのエネルギーをバランスよく
・平打ちうどん 2人前
・鶏肉 100g
・大根 100g
・ニンジン 30g
・ごぼう 20g
・舞茸 50g
・しめじ 50g
・ネギ 1本
・里芋 4個
・ほうれん草 2束
・ゆず お好みで少々
・だし汁 大さじ1
・ごま油
・醤油 大さじ2
・味噌 大さじ1
・みりん 小さじ1
作り方
1.鶏肉はひと口程の大きさに切り、大根・ニンジン・こんにゃくは短冊切り、ごぼう・ネギは輪切りにし、ごぼうはアクを取っておく。しめじ・舞茸は細かく割き、里芋は皮を剥いておく。
2.ほうれん草は下茹でして3cm程の長さに切る。
3.鍋にごま油を入れ[1]の材料を全部入れ炒める。5分ほど炒めたらだし汁を入れ材料に火が通るまで煮る。
4.[A]と平打ちうどんを入れ、火が通ったらほうれん草を入れお好みでゆずを刻んでのせ完成。
栄養素は互いに関わって身体を作りあげます。「肉」だけ食べても筋肉にはなりませんし「牛乳」だけ飲んでいても背は伸びません。運動に応じて食事量やバランスを整えていきましょう。食べ過ぎてしまっては消化に負担をかけ、疲労も取れません。逆に足りないと、せっかくつけた筋肉もエネルギーに使われてしまいます。成長期はまだ筋肉量が多くなく、エネルギーを筋組織に多くは取り込めません。そのため脂肪として蓄えておくことも有効です。
卵とチーズと野沢菜おにぎり
運動直後は特にタンパク質と炭水化物の補給が必須です。
おにぎりは練習に持っていってもすぐに食べられるので便利!
・ご飯 300g
・卵 1個
・プロセスチーズ 1個
・ごま油 小さじ1/2
作り方
1.フライパンにごま油をひき、卵を割り入れよく混ぜホロホロ卵を作る。 野沢菜は細かく刻み水分を切っておく。 チーズは5mm角程に切る。
2.ご飯に[1]の材料と白ごまを入れよく混ぜる。
3.食べやすい大きさににぎり野沢菜の葉っぱ(分量外)で巻く。
※本記事はバスケットボールスピリッツのWEB化に伴う、2018年11月末発行vol.27からの転載
レシピ協力:藤原則子さん
ご主人は群馬クレインサンダーズ藤原隆充選手。アスリートフードマイスター3級の資格を取得し、長くプロ選手を続ける現役生活を食生活からもサポートされています。
アスリートフードマイスターとは:アスリートのパフォーマンスを最大化するため、最適な食事プログラムを提供する人材 ※アスリートフードマイスターは、株式会社アスリートフードマイスターが認定する民間の資格
撮影協力:花のガロガロ