── 実際に選手からの反応もあったと聞きます
私もビックリなんですが、クラウドファンディングを立ち上げる前から「いつスタートするの?」と気にかけてくれた選手もいましたし、取材に行ったときにも声をかけてくれた選手もいました。昨シーズン終わりから1人せっせとPR活動をしていたので、気がついてくれた方がいたのかもしれません。告知を続ける中で実際に支援してくれている選手もいます。撮られる側の選手から、「欲しい」と思われることは本当に嬉しいです。そういう1冊にするのも、目標の一つですから。日本代表で日本一丸というキーワードがあったように、このプロジェクトも私とバスケファンの皆さん、出版元(スピリッツ)、18クラブの全選手たちとで作り上げていきたい、という気持ちです。 Twitterなどで写真集のことに触れるときは、#B1AllTogether というハッシュタグと共に発信して、B1一丸!を掲げています。
── 1シーズンは長丁場になりますが、努力していることはありますか
体力面が不安だったので、人生で初めてジムに入会しました。私の特徴かもしれませんが、撮影するにはかなりの体力と精神力を使うので、トレーニングは必須でした。思い立ってすぐジムに入会して、4ヶ月でようやく成果を実感しています。ワールドカップでは1stラウンドだけ取材に行ったんですが、1日2試合を全力で撮ることができました。せっかくトレーニングした筋肉を維持するためにプロテインを飲み始めて、大好きな甘いものを食べすぎないようにしたり、食生活も気をつけるようになりました。今ではプロテインとプロテインバーで生きているような感じです(笑)
── 最後になりますが、どういった方々にこの写真集を届けていきたいですか
私はスポーツだったらバスケしか撮らない、いわば“超”専門で、今まで10年取材させていただいたクラブや選手に恩返しがしたいと思っています。本当にバスケが好きですし、あんなに面白いスポーツをこんなに間近で見られるって、他の競技ではあんまりないんじゃないかと思うんです。そのバスケの一瞬一瞬の尊さが何にも形に残らないのが悲しくて。この写真集はそのシーズン、そのときのクラブ、その試合のその瞬間にしか起こり得なかったことを閉じ込めた一冊で、この尊さを形に残したいという想いに共感してくれる人たちに届けたいです。私はデジタルよりも紙のアルバムをめくっていく方が楽しいと思っているのですが、デジタルの時代にあえて紙で残す意味を少しでも感じてもらえたら。いろいろな“尊いもの”が詰まった、想いをぎゅっと寄せ集めた写真集なので、その尊さをシェアしていきたいです。
クラウドファンディング、残り14日(支援募集は10月31日(木)23:00まで!)
【B1所属の18クラブを1冊の写真集に!選手たちの”想い”を写真で伝えたい。】
https://readyfor.jp/projects/BBS_ArtBook_Project
※写真集制作をご支援頂くためには、Ready forの登録・アカウント制作が必要です。
※目標額を達成した場合は写真集を作成し、お選び頂いたリターンをお届けします。
※目標額を達成しなかった場合は制作されません
詳細はページをご覧ください!
写真集制作アリーナ周遊記「アリーナへ行こう!」
秋田ノーザンハピネッツ / CNAアリーナ☆あきた(1)
秋田ノーザンハピネッツ / CNAアリーナ☆あきた(2)
構成 バスケットボールスピリッツ編集部
写真 安井麻実
Twitterアカウント @maminosapuri
Instagramアカウント @mami_yasui