シーホース三河 #4 狩俣昌也

今こそ“三河武士”の反骨心を

── それを踏まえて今シーズンのことを伺います。橋本選手、比江島選手といった主力が抜けた今、チームの状況はいかがですか?

もちろんスタートで出ていた2人なのでチームとして彼らの移籍は大きなことだと思います。橋本選手はリーダーシップのある選手としてチームを引っ張ってくれていましたし、比江島選手もリーグでも一番タレント性のある選手ですから。個人的にも仲がよかった選手なので、寂しさもあります。でも今シーズンはリーグのルールも変わりますし、生原(秀将)くんも入ってきてくれました。元々いる選手もタレント性のある選手たちなので、今シーズンもチャンスは十分にあると思っています。

── それでもファンの方々は危機感を持っていると思います。

そうした厳しい意見もあるでしょうし、僕だけじゃなくて他の選手もそれを感じていると思います。負けると「2人が抜けたから」と言われるでしょう。そういう声は今シーズンずっとついて回ると思いますが、それを一番言われたくないのは選手です。だからこそ一人ひとりが「やってやろう」という気持ちは昨シーズンよりもあると思っています。だから、そこについてはあまり心配していないですね。逆に昨シーズン、チャンスを得られなかった選手たちの出場機会が増えるし、チームとしてもまとまりが出て、ケミストリーが出てきたらおもしろいことになるかなと思っています。

── 狩俣選手自身もチャンスといえます。自分自身の今シーズンについてはどう考えていますか?

僕自身ももっとやってやろうという気持ちはありますし、選手である以上、スタートだったり、大事な場面でコートに立たなければいけないという気持ちは常に持っています。橋本選手が抜けたからというわけではなくて、常にそういうモチベーションでいることが大事だと思っているので、引き続き取り組んでいくつもりです。でもポイントガードとしての一番はチームが勝つことです。そのために自分が力になれることをしっかりやっていきたいです。一番は両方を得ること(自分がコートに立って、勝つこと)なんですけどね(笑)。それをモチベーションにして、今シーズンの試合に向き合っていきたいと思います。

── しかも伝統ある三河で2期連続のキャプテンです。それについては?

キャプテンとしても、もっと貪欲になりたいと思います。それが昨シーズンやってみて感じたところなので、もっとアグレッシブにしゃべったり、コミュニケーションを取ることにも貪欲でいいのかなと。昨シーズン、チームとして結果が出なかった以上、僕自身が何かを変えなければいけないと思っています。昨シーズンのキャプテンシーではなく、今シーズンのキャプテンシーを模索して、実践していきたいと思います。

文 三上太
写真 吉田宗彦

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