これからも、ともに～Jewelが見つめたWリーグ～ part3 | バスケットボールスピリッツ

── 会場で声をかけられることもあると思います。みなさんのファンの方々とは違う、Wリーグの試合を見に来ているファンに声をかけられるってどういう気持ちですか？

ami　本当にうれしくて、「曲、聞いています」とか、「試合前にかかると、よし、応援するぞっていう気持ちになります」って言われると、歌ってよかったなという気持ちがすごく出てきます。

Nono　「WリーグといえばJewelだよね」と言われるくらいになれたら嬉しいです

MOMOKA　自分たちのライブを試合会場のみなさんに見てもらえているんだなと思うと、すごくやりがいがあります。もっともっと頑張らなきゃなって気持ちになります。

ami　私たちが席に座っているときに、後ろのほうから口ずさんで下さるのが聞こえると、「歌詞を見なくても歌えるくらい聞いてくれているんだな」ってうれしくなりますね。

── ではWリーグファンへの一言、amiさんとMOMOKAさんもお願いします。

ami　私たちも、初めて公式応援ソングを担当させてもらった『あと一歩』のとき、第二弾の『Jewel』のとき、そして今回の『夢が夢じゃなくなる日まで』にかけてどんどんWリーグのことが好きになっています。大好きなところで歌って、踊れるというのはすごく幸せに感じているので、私たちのうれしい気持ちや会場をを盛り上げたい、ライブで熱くしたいという気持ちを全部曲に詰め込んでいるので、Wリーグファンのみなさんにも是非聞いて頂きたいです。あとは一つでも多くの会場に歌いに行きたいなと思っています。会場でパフォーマンスをしたときは、ぜひ一緒に手を振ってもらいたいですね。

MOMOKA　公式応援アーティストになった1年目よりもバスケットのこと、Wリーグのことがどんどん好きになっています。最初は、ただ「歌を歌いに来た女の子たち」と思われていたかもしれませんが、すっかりみなさんと同じバスケットファンになりました。ファンのみなさんと同じ目線で、私たちもWリーグを応援していきたいと思います。

── わかりました。お忙しいなかお時間を割いてくださってありがとうございました。

3人　ありがとうございました！

正直に言おう。彼女たちの楽曲を初めて会場で聞いたときは「なんだ？　新人の女の子たちが歌いに来たのか？」と、それこそMOMOKAさんが言ったような印象を受けていた。しかし毎週、毎試合彼女たちの曲を聞いていると、いつのまにか撮影の準備をしながらそれを口ずさみ、挙句、楽曲をダウンロードし、移動の際にも聞くようになっていた。おじさんまでも虜にするとは……恐るべしJewel！

ただ今回のインタビューで虜にされた理由が分かった気がする。それは楽曲の良さもさることながら、彼女たち自身が真剣に楽曲に向き合い、多くの観客に対して素直な気持ちをストレートに伝えようとパフォーマンスをしているからだ。それはバスケットボールという競技に真摯に向き合い、練習してきたことを素直に出そうとするWリーグの選手たちと何の変わりもない。

公式応援ソング第3弾『夢が夢じゃなくなる日まで』を会場で初めて聞いてからすでに2カ月近くが経っているが、気づくと口ずさんでいる ─── 立ち上がるよ、何度でも、自分を信じてTry Again & Again……