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FIBA World Cup China 2019 Group Phase 1st Round GroupE ●67 Japan – Turkey 86○

ワールドカップ開幕!

日本代表がワールドカップ予選で連勝を続けている間、メディアでの注目度も上がり露出も増えた。巷のファンは「強い日本代表」のゲームを観戦することが待ち遠しいと感じるようになり、勝ちを重ねる毎に興奮の度合いを増していくようだった。

そして今日迎えたワールドカップ初戦のトルコとのゲーム。

日本からやってきた大勢のファンの声援を受け日本の世界への挑戦が始まった。

 

が、日本はゆるい感じでゲームに入ってしまったんじゃないだろうか。

個人的には、ホームでのオーストラリア戦のときのように、八村に攻めさせるべきだったと感じる。

だがその八村は徹底マークに遭う。ボールを持てば囲まれ攻めればファールで止められた。本人もチームも(ファンさえも)分かっていたはずだが、その執拗さ、徹底的な遂行力は敵チームながら舌を巻くほどだった。

だが、スカウティングした相手の弱みをつき、徹底して潰す。勝ちに対する執念や結果への飽くなき執着心。

これがワールドカップなんだな、と思わされた。

 

結果的には、日本の強みを出させてもらえずに負けたように思う。

親善試合と本番は違うという、これはサッカーワールドカップの時期になると色々な媒体で見聞きする話だ。「テストマッチではよかったが、本番も同じようにいくとは限らない」ということだ。

今までその本番から遠のいていた日本代表は、今回のゲームで本気で相手を叩き潰しに来る、世界レベルのチームの高さ、強さ、速さ、そして巧さを体感した。

果たして想像通りだったか、想像以上だっただろうか。

間近で見ていた筆者としては、想像以上だったと認めざるを得ない。

これが、ワールドカップだ。

 

だが本番の舞台に立たなければ分からないことがある。本番の舞台に立たなければ語れないことがある。

これでやっとワールドカップに連続出場を続けているサッカーと同じ土台に立てたのではないだろうか。

だが舞台に立つだけでは芸がない。

まずはファーストラウンド残り2試合、日本らしさをコート上で表現し、大会にインパクトを残すようなプレーを見せて欲しい。

そして、願わくば3日のチェコ戦では勝利を日本の、そして上海まで応援に駆けつけてくれているファンに届けてくれれば、最高だ。

 

筆者紹介
吉田宗彦 |Munehiko Yoshida
Photographer
ファッション、広告、カタログ撮影などで活動中のフォトグラファー。
バスケットボールに関わる写真「Ballscapes –ボールスケイプ」はライフワーク。

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