ビッグマンレジェンドインタビュー 北原憲彦

いつだってバスケットは楽しかった part4

── ワールドカップも楽しみですね。

もう僕は楽しみでしょうがないです(笑)。日本はアメリカと同じグループでしょ。アメリカは文句なしで世界のトップですから、そこと戦うことは日本の現在地を知るいい機会になると思うんですよ。もちろん、同じグループのトルコも強い。チェコも強い。それとどう戦うかですね。こんなこと言っちゃいけないけど、僕は仮にコテンパンに負けてもいいと思ってるんですよ。持てる力を100%出し切って負けたとしたら、自分たちの立ち位置がわかる。わかったらそこからまた始めればいいんです。昔の日本と今の日本は違いますよ。可能性があります。もともと海外とものすごい差ができた日本がこんな短期間でここまで上がってきたんですから、もう1度世界の舞台で身を持って自分たちの力を確認できれば新たな目標も定まります。その先に東京オリンピックがあるわけですから、頑張ってほしいなあ、本当に応援してますよ。

── それにしてもバスケットの話をする北原さんは生き生きしてますね。

ハハハハ…そうですか。僕は優れた指導者であり教育者であった高校の江上先生、亡くなりましたけど人情家で人一倍選手思いだった大学の畑中(悌二)先生をはじめ、たくさんの良き指導者、良き仲間に恵まれてバスケットをやってきたんです。苦しいことはあってもバスケットが楽しくないと思ったことは1度もありません。ほんとにいつだってバスケットが楽しかったんですね。それは今も同じです。だから、バスケットの話になるとついつい熱がこもっちゃう。その間だけは少し若返ってるかもしれませんね(笑)

part1「すみません。実は3cmサバ読んでました(笑)
part2「同じ時代を戦ったビッグマンとして岡山(恭崇)君を尊敬しています
part3「たとえ手も足も出なくてもオリンピックに行かなきゃわからないことがあるんです。

文 松原貴実
写真 沼田侑悟

こちらもおすすめ

Top