── 子ども向けの企画としては具体的にどんなことを考えていますか。
バスケやジョーダンを通して、いろいろな遊びや思い出作りができるようにしたいと思っています。会場全体を「バスケのお祭り」にしたいと思っていて、プレーできなくてもファッションだけでもいいし、NBAのキッズゴールも用意してシュートゲームコーナーも作ろうと思っています。子どもたちが「バスケってかっこいいな!」と思ってくれたり、会場に豪華なハーレーダビッドソンをズラリと展示予定なので本物に触れて衝撃的な体験をしてもらえたら嬉しいです。もう子どもたちのためだけの企画でもなくなってきましたけどね(笑)
── 当日は幅広い年代の方に来て欲しいですね。
子どもからご年配の方まで楽しめるよう様々な企画を準備中です。
── イベントが近づくにつれて協力者(サポーター)も増えてきたと伺いました。
連絡をいただいた方々にまず聞かれたのが、「このイベントは誰のためにするのか」ということです。僕は「将来の夢を持つ子どもたちのためです」と答えています。それだけで皆さんも協力したいとおっしゃってくれて、バスケというキーワードを通すとビジネスとか利益とか関係なく、すぐに「何か協力できることはないか」と言ってくださるんですね。すごく嬉しいことです。夢とロマンに協力してくれる方が増えてきました。
── サポーターにはどのような方がいらっしゃるんですか。
新潟だけではなく、全国から多くの方々に協力していただいてます。その中でも僕が一番びっくりしたのが、3×3の有名なプロチーム、佐賀県の「唐津レオブラックス」さん。もともとチームのGMの坂本さんとは東京時代から知り合いだったのですが、「バスケで町おこし」という趣旨に共感してくださって、いち早くご支援いただけることになりました。まだ実態のないイベントに協力してくださる方々の熱い志には本当に感謝しかないです。
── イベントの会場は、ここ新発田市役所、札の辻広場です。
天候に応じて大きなシャッターが開閉できて開放的な空間になることや、スペースの広さもありますが、商店街と直接つながることができるのが一番の特徴だと思います。イベントに来てもらうだけではなくて、その後に商店街に足を運んでもらって買いものができたり、ごはんを食べてもらったり。市役所と街が一体となって盛り上がりを作っていければと思っています。
── 新発田市はバスケットが盛んな街という印象があります。
はい。全国優勝したことのある中学校もありますし、昔からバスケが根付いている街です。だからなのか「バスケで町おこし」と言うといろいろな人が集まってきてくれるんですよね。イベントに申し込んでくれている方たちからも「本当にいいイベントを開催してくれてありがとうございます」「出場するからには盛りあげるために全力を出します」など熱いメッセージをもらっています。応募者は新発田市や新潟市だけではなく、全国からわざわざ来てくれるチームたちもいます! バスケ大好きな女子だけのチームなど多種多様で、中には家族全員で出場してくれるチームもいて今から楽しみです。「バスケで町おこし」というキーワードから様々な人との縁を深めることができそうで、とても嬉しいですね。