Photographs by Munehiko Yoshida 吉田 宗彦
2015年12月19日/大塚商会アルファーズ○ 92 vs 90 ●東京エクセレンス@墨田区総合体育館
①東京EX#8西山達哉とショウディフェンスする#10アムジョート・シングの間を抜く、大塚商会#14兒玉貴通のスキルフルなドリブル! 昨年度インカレベスト5、アシスト王の実績を持つ兒玉。昨シーズン終盤からアーリーエントリーでプレーし、今季は「ルーキー」としてNBDLの舞台で躍動している。
②今秋の第28回FIBA ASIA男子選手権でインド代表としてプレーし、日本戦にも出場した東京EX#10アムリートパール・シング。日本のライバル国の代表選手の高さ(213cm)は相手チームの脅威となっている。
③#4アムジョード・シングも同じくインド代表。2mを超える長身(204cm)と長いリーチを生かすインサイドプレイヤーかと思えば、アウトサイドシュートや切れの良いドライブを見せるなど、一筋縄ではいかないスコアラーだ。このゲームも17得点9リバウンドと活躍した。
④両チーム通じてゲームハイの7アシストを記録した、東京EXのポイントガード#8西山。高い運動能力を生かしたスピード溢れるプレーが魅力だが、勝負どころで放つスリーポイントも高確率でネットを揺らす。
⑤ストリート(SOMECITY)、3x3(スリー・バイ・スリー)、そして5人制バスケットと舞台を選ばずトップレベルの選手として活躍する大塚商会#91落合知也。世界でもまれたタフなフィジカルと超強気なメンタルはNBDLのコートでも異彩を放つ。
⑥スリーポイントで得点を量産する大塚商会#32長谷川 武。ミスマッチの相手にはサイズを生かしたインサイドプレーで攻め込み、相手にとっては嫌な存在だ。
⑦序盤に東京EXがリードし、「勝負あり!」かと思われた。が、大塚商会#23ジャスティン・ヘラルドの連続得点などで前半の終盤には逆転に成功。ジャンパー、ランプレー、ダンクとアンストッパブルなオフェンスで大塚商会に流れを引き戻し、チームハイの33得点でヒーローとなった背番号23。アリーナMCのMAMUSHIも“You’re the beast !! ”
⑧オーバータイムの熱戦となった上位対決。延長の5分間に6割の高確率でシュートを決めて8得点、スリリングなゲームをつくり出した東京EXのエース#32狩野祐介……勝利には届かず。