ーー最後にシックスマンとなる+1は?
清水:田臥(勇太/栃木ブレックス)さんかなぁ………いや、長谷川誠さん!
+1:長谷川誠 (松下電器スーパーカンガルーズ~ゼクセルブルーウィンズ~いすゞ自動車~新潟アルビレックスBB~秋田ノーザンハピネッツ/現3×3日本代表コーチ)
得点力のあるガードであり、日本代表の斬り込み隊長。2000年にはアメリカ独立リーグABA・サンディエゴ・ワイルドファイヤに移籍し、日本人初の海外プロリーグ選手として歴史に名を残す。2010年には秋田ノーザンハピネッツの選手兼監督を担う
福岡ユニバで唯一通用していたというか、臆することなく1on1を仕掛けていき、世界のトップを相手にどの試合も20点オーバーの活躍(※決勝のアメリカ戦は25点)をしまくっていました。ポイントガードもできて得点も獲れる、すごいっスよね。ユニバで2位になったなんて、考えられない快挙ですよ!
ーーこの最強の5人が織り成すバスケットスタイルとは?
清水:きちんとポイントガードがコントロールし、インサイドにボールを入れてから展開がはじまり、そこからシューターを生かし、ダメならば佐古さんの1on1で打開していく。本当に教科書のようなバスケットですよね。
ーーただ、渡邊雄太と八村塁がいることで、教科書どおりにはならないでしょう。笑
清水:そうなんですよね。もうあの二人が行けーって感じになりますよね。そうなると折茂さんはコーナーに張ってディフェンスを引きつけてもらって、雄太と塁がアタックし、佐古さんはボールを供給するだけになってしまうかもしれませんね。笑
前編はこちら
清水太志郎(サンロッカーズ渋谷 #1)
1981年生まれ。小林高校~筑波大学卒業後、大塚商会で1年プレー。その翌年にbjリーグ誕生。埼玉ブロンコスからライジング福岡まで4チームを渡り歩きながらもフルシーズン活躍。Bリーグ元年にSR渋谷へ移籍。bjリーグから数え、プロ選手として14シーズン目のベテラン。
5+1人を選ぶルール
1.日本でのプレー経験があれば過去にさかのぼって現役でなくともOK
2.外国籍選手は何人でもOK
3.自分を入れるか入れないかは自由
4.また、自分で独自のテーマ設定をすれば上記の限りではない
文 バスケットボールスピリッツ編集部
写真 吉田宗彦