今シーズンの3×3.EXE PREMIER女子カテゴリーは、UENOHARA SUNRISE.EXE(以下、UENOHARA)が開幕からの3ラウンドを全て制し、ラウンド4はSANJO BEATERS.EXE(以下、SANJO)が制覇。唯一分散開催となったラウンド2はUENOHARAの他に3チームがラウンド優勝を果たしているが、全8ラウンドのレギュラーシーズンは7月5日に開催されたラウンド5で既に折り返し地点を過ぎた。プレーオフを巡る争いはここから佳境を迎えることになり、プレーオフ進出圏外のチームはギアを上げる必要がある。
SHINJUKU GIVERS.EXE(以下、SHINJUKU)は新規参入ながら上位進出を期待されていたチームだが、ラウンド4までは決勝トーナメント進出が1度しかなく、トータル4勝5敗と苦戦していた。しかし、7月5日に開催されたラウンド5で初のラウンド優勝に到達。高桑由実は「私たちは負けが続いてて、もうプレーオフに向けて後半戦に入ってきてるので、ここで勝たないとどんどん遠のいてしまう。今日は優勝しようという想いで一致団結して戦いました」と強い決意で臨んだことを語っている。

開幕ラウンドで連敗した後、ラウンド2は1勝1敗、ラウンド3は2勝で決勝トーナメント進出と少しずつ白星が増えていった中、前週に行われたラウンド4はグループ戦1勝1敗の三つ巴の末に総得点で劣ったことによって敗退していたが、チームはここでトーンダウンしなかった。これまでの戦いぶりと何が違っていたのかという点について、高桑は「自分の役割を一人ひとりが徹底してやること。誰でも苦手な部分があれば得意な部分もあると思うので、苦手な部分はチーム全員で補って、チームとして戦えたから今回は優勝できたんだと思います」と結束力を挙げた。
160cmの高桑は、チーム内では今シーズンの登録選手の中で最も小さい。チームメートに高さがある分、ディフェンスの際に対戦相手のターゲットになってしまうのは致し方のないことだ。しかし高桑は「私はどうしてもミスマッチのところでディフェンスはやられてしまう部分があるんですけど、ディフェンスでやられてもオフェンスでやり返そうと思って、今回はシュートも積極的に打って、リバウンドも自分で取りに行くことを意識した」と決して怯まなかった。その言葉通り、準決勝のUENOHARA戦におけるチームの最初の得点は、高桑が自身の2ポイントのリバウンドを自ら拾って押し込んだもの。その後もアグレッシブにアタックし続け、リーグ首位を撃破する原動力となった。この日の4試合で挙げた計20得点は、ラウンドMVPに選ばれたイベ エスター チカンソに次ぐチーム2番目の数字だ。
チームにはリーグ最長身を誇るエスターの他、水野菜穂や岡田真那美、森美麗というWリーグ経験者が名を連ねる。岡田は現役Wリーガーであり、森は3×3 U23代表メンバーの1人。期待値が高かったのもそれ故で、高桑も心強さを感じている部分だ。

「自分よりもレベルの高い選手、信頼できる仲間たちとできることが嬉しいですし、この仲間たちと日本一も世界も目指していけるようにやっていきたいと思ってます。特に岡田選手はまだ3×3の経験は浅いですけど、1対1のポテンシャルから違うし、飲み込みが早い。3×3と5人制の違いは多くあると思うし、プレミア自体のレベルがすごく上がってると思うんですけど、岡田選手もエスターも美麗もそこは絶対に負けてない。それがGIVERSの強みだと思います」











