3×3.EXE PREMIER女子カテゴリーの2シーズン目に臨むECHAKE-NA NOTO.EXEは、大黒柱の池田智美を筆頭に地元・石川県出身の選手が残った中、即戦力の新加入選手も迎え入れた。ラウンド3まで予選グループを突破できなかったチームは、6月27日にアークタウン宇都宮で開催されたラウンド4も、1試合目のSHINSHU SAKU REGION.EXE戦で13-21のKO負けを喫し、今回も決勝トーナメントには進めなかった。しかしながら、2試合目のTAITO OWLS.EXE戦はクロスゲームを13-12の1点差で勝利。ここまで4ラウンド全て出場している伊藤美和子曰く、1試合目の反省材料を2試合目に生かすことができたということだ。

「1試合目は自分たちの強みをなかなか出せなかったので、2試合目は2対2から崩そうとチームで話し合って、それが表現できたので勝ちにつながったと思います。高さがある分、外でやられるところが結構あったのと、コミュニケーション不足が常に出てたのかなというのがあったので、限られた練習回数にはなってしまうんですけど極力コミュニケーションを取りながらやっていければと思ってます」
長くバスケットをやってきた伊藤も、3×3でプレーするのは初めて。後輩の髙橋芙由子(FLOWLISH GUNMA.EXE)らが活躍している姿を見たことはあったものの、自身がプレーした経験はなかったとあって、これからアジャストしていかなければならない部分があるのは確かだ。個人でトレーニングをすることはできても、ボールを使った練習をするにはいろいろな制約があり、その分チームメートとのコミュニケーションがより必要になっていく。まずは、本人が「5人制も攻守の切り替えは早いと思うんですけど、ちょっと違った攻守の切り替えもあるし、何より体の強さが一番だなというのはひしひしと感じてる」と言うように、3×3に必要な体作りを意識しているようだ。
「生活サイクルの難しさもめちゃめちゃ感じてますし、5人制でやってたときの年齢と違って、5年くらいブランクがあって今に至るので、体を作っていくところからやっていかないといけないんじゃないかなと思ってます」
そのブランクの前に伊藤が籍を置いていたのは秋田銀行。高卒で地元の社会人チームに入り、10年もの長きにわたってプレーしてきたが、「秋田銀行では10年と決めていて、そこからセカンドキャリアをどうしようかなというときに、もともとトレーナー業務は気になっていた」と道を見定めて北翔大に入学。在学中はバスケット部にも在籍してインカレにも出場しているが、「お遊びと言ったら申し訳ないですけど、体を動かす程度だった」とあくまでもトレーナーを目指しての勉強がキャンパスライフの軸であり、自身がプレーすることは優先順位が高いわけではなかった。

大学を卒業し、希望通りトレーナー職に就いた伊藤が一念発起して再びバスケットを本格的にプレーすることになったのは、秋田銀行時代の同僚で1歳上の橋田幸華の存在が関わっている。輪島市出身の橋田は引退後に地元に戻り、日本航空石川高を指導しながら昨年ECHAKE-NA NOTO.EXEで選手としての活動を再開しているが、伊藤によれば「選手としては今年がラスト」。そこで伊藤は「最後に一緒にプレーしたいね」という話をしてチームに加わったそうだ。











