── 同じ女性として、Wリーグにどんな感想を持っていますか?
Nono すごく勇気をもらいます。選手のみなさんが頑張っている試合を見たら、そのとき抱えていた悔しい気持ちや悩みが吹っ飛ぶくらい、私も頑張らなきゃってすごく思います。あと、一言でいえばかっこいい! あんなに動けたらかっこいいなって思うし、試合が終わったあとに勝ったチームのみなさんはハグしあったり、負けたチームのみなさんは握手をしながら「次は頑張ろう」みたいな言葉が聞こえたりすると、すごく美しいなとも思いますね。
ami プレーを見ているだけでも努力の賜物って感じが伝わってくるから、私も頑張ろうってすごく思います。選手のなかには身長が低い方もいますけど、身長の差なんて関係ないくらいメッチャ速く動くし、生まれ持った差をカバーする努力がすごく見えるんです。でも、何といってもWリーグってチームワークの良さが素敵ですよね。私たちもチームだし、「頑張らないと!」って思います。
MOMOKA 私は、女性でもこんなに動けるんだ! って思いました。「スポーツ」とか「運動部」って、どちらかというと自分の中で「男の子」とか「男性」っていうイメージが強かったんですね。でも、女性でもこんなに動けるんだ、シュートもこんなに入るんだって……知れば知るほどチームの中での関係性が見えてきたり、同じ「チーム」として重なる部分もあったので、曲を歌うときもどんどん気持ちが入っていきましたね。
── 好きなチームや好きな選手っていますか?
MOMOKA 私たちはWリーグ全体の「公式応援アーティスト」なので、平均的な目で見ているんですよね。試合を見るときはどっちのチームも応援しているから、その質問は難しいですね。
ami そうだよね。
Nono 質問に対する答えとは違うんですけど、渡嘉敷(来夢・JX-ENEOSサンフラワーズ)選手はいつもJewelの曲が流れると私たちに向かって手で「J」のマークを作って、見せてくれるんです。それはすごくうれしいです。選手のみなさんにも私たちの楽曲が響いていて、少し近づけたのかなって思うとすごくうれしくなります。