ホームゲームがあることは幸せです
Wリーグの中で羽田、新潟(アルビレックスBB)、山梨(クィーンビーズ)はクラブチームとしてホーム&アウェーの形式で戦っています。いつもホームにはたくさんのファンが足を運んでくださり、大きな声援を送ってくれます。バスケットはコートと観客席が近いこともあり、声援が耳に届くんですよ。毎回来てくださるファンの方がどこに座っているのかがわかるぐらい(笑)。ありがたいですね。負けが込めば厳しいことを言われても当然なのに、羽田のファンはとても温かくて「お疲れさま。また次頑張ろう」と声をかけてくれるんです。その声を聞くと何だかジーンとしますね。こんな温かいファンに応えるためにも頑張らなきゃ!と思うし、それがチームのモチベーションにもなります。以前アウェーの会場にいったとき、あまりにお客さんが少なくてびっくりしたことがあります。あらためてホームがあるって幸せだなあと思いました。それにお気に入りのチームを見つけて応援すればバスケ観戦の楽しさも倍増すると思うんですよ。まだお気に入りのチームが見つかっていない方はぜひ羽田のホームゲームへ(笑)。熱く、楽しい雰囲気をぜひ味わってください。
部活をやってる皆さん、バスケを楽しんでますか?
今、バスケをしている小、中、高の皆さんに「とにかくバスケを楽しんでね」と伝えたいです。私は初めてバスケの練習を見学に行った小2のとき、一瞬でその魅力に取りつかれ翌日には練習に参加していました。もうバスケが好きで、好きで、人生で何かにこんなにハマったのは初めてでした。練習と練習の合間にもずっとバスケをしていたし、とにかくずっとボールに触っていたかったのを覚えています。今、思うと、そういう時間があったからこそ自分は上達したような気がするんです。決められてやらされるメニューだけでなく、自分が楽しんで練習すること。それが上達の1番の近道じゃないでしょうか。苦しいこともあるけど、それを含めてバスケは最高に楽しいスポーツですから!
文 松原貴実
写真 安井麻実