※本記事は2018年11月発行、バスケットボールスピリッツvol.27からの転載
――アンダーカテゴリーでの日本代表は経験済みですが、今年(2018年)は初のフル代表に選出され、ワールドカップ(9月22日~30日、於スペイン)に出場しました。改めて感想を聞かせてください。
ワールドカップ前の合宿期間は本当に長くて、きつくて、初めての経験ばかりで大変だったんですが、本番では自分のプレーをやること、出し切ることだけを考えていたので1試合、1試合がすごく楽しかったです。もちろん最後に負けたのは悔しかったですけど、それでもやっぱりワールドカップは楽しかった!(笑)。ポジションについては最初の合宿では2番をやらせてもらって、途中から3番、4番とポジションが増えて、練習中に1回だけ5番もやりました。幅広いポジションをやることに戸惑いもありましたが、経験していくうちに「ああ、これが自分の強味なんだなあ」と思えるようになって、いろんなポジションをやることが楽しさに変わりました。日本のトップクラスの選手の中でそうした経験ができたのは自分にとって大きなプラスになったと思います。
――デンソーで同期のオコエ桃仁花選手も初のフル代表入りでしたね。
はい。桃仁花とはワールドカップ中は同じ部屋でした。とにかく2人とも初めて経験することばかりなので、いろんな話もしたし、お互い頑張ろう!と励まし合っていましたね。桃仁花の性格は、もう見たまんま明るくて楽しい子です。選手としてすごいと思うのはパワーと瞬発力。この2つを兼ね備えている選手はそうそういません。いろんな意味で刺激をもらっています。
――ひまわりさんはどんな性格なんでしょう?自己分析してもらえますか。
うーん、難しい(笑)。慎重というか、ミスをしたくないので何をやるにもまず1度考えて準備してやる方です。心配性なのかな?姉は真逆で思い立ったらバーッと行動しちゃうタイプ。わかってないのに突き進みます(笑)。姉妹でも全然違いますね。休日も私はインドア派でほとんど部屋でゲームしたりして過ごします。たまに好きな映画を見に行くぐらい。洋画が多いんですが、気になったものがあると1人でも見に行きます。