ガードにコンバートすれば、日本のレベルアップにつながる
高校時代からシュートレンジ広く活躍してきた192cmのスモールフォワード。松崎よりも大きな選手が多い東海大学では、アウトサイドでのプレーにより磨きをかけられる。「3番ポジションをこなすことはもちろんですが、さらに上のポジションにコンバートしていければもっとプレーの幅や、コーチに使ってもらえる機会も広がると思っています。ハンドリングやシュート力、状況判断など必要なスキルを身につけて、上のポジションにも挑戦していきたいです」とビッグガードを視野に入れていた。
将来はBリーグ、そして日本代表入りを目標に掲げる。大学4年間で成長すべきビジョンも明確だ。
「Bリーグでも大きいガードの選手が主流になってきているので、その中に自分が食い込んでいければ日本のレベルアップにもつながると思っています。東海大学は3ガードシステムであり、今は(大倉)颯太さんに頼りがちな部分が多く、スカウティングされたときに負担になってしまいます。そこで自分が出ていければ、もっとラクに試合を進められるかなと思います。それもあってガードにコンバートしていきたいです」
ルーキーズ・トーナメントで活躍した評価だけではなく、新人賞は期待の現れでもある。福岡第一高校では1年次からスタメンを任され、松崎は何度も優勝を経験してきた。東海大学で早くも優勝できたことに対し、「自分は何もできなかったですが、少しは貢献できたのかなと思います」という矛盾するコメントも、優勝請負人ならではだと信じたい。
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【WCハイライト】男子決勝 福岡第一 vs 中部大第一(2018.12.29)
文・写真 バスケットボールスピリッツ編集部
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