名水流れる寄居町ではサウナも運営。バスケをして疲れた身体を癒やしたり、ストレッチしたりする空間がジジイに必要じゃん(笑)。そういうのをやりながら、シニアバスケでもう一回、上を目指したい。子どもたちと一緒にバスケする大人が増えてくれれば良いなと思っているので、そういう活動もしていきたいです。
(FEBとしての今後の活動は)ない、ない、ない。MIKOブログも終わり、YouTubeもへこたれて、これからどうするのかなと思っていたときに、この大会に招待された。M21なんか「MIKOのために最後に出ます」と言って、わざわざ福岡から出て来てくれた。マッちゃん(MATSU)もすぐにスケジュールを合わせてくれた。最後にFEBらしさが出たチームでした。
「試合をしながら、はじめてFEBを見たときの感情がよみがえっていました」M21
もう出たかった。自分の中でFEBの一員でいられることがありがたいし、最後の正メンバーと言っていただけることを誇りに思ってきました。MIKOさんから「これがFEBとして大会に出るのも最後だろう」と聞き、なんとか家族に理解をしてもらって出場しました。
正直、TEAM-S戦は僕自身が圧倒されていました。ATSUSHIさんとMATSUとKUNIOさんと一緒のコートに立って、その姿を見てハッとさせられましたね。試合をしながら「カッコいいなぁ」と思い、はじめてFEBを見たときの感情がよみがえっていました。ATSUSHIさんがシュートを決めた後のリアクションを見て、シビれましたね。試合中にそんな感情になる経験ははじめてでした。ATSUSHIさんと一緒に出た試合もそれほどなかったので、あらためてデカい存在ですね。
僕がお寺の修行を終えてバスケットに戻って来たとき、はじめて出場したストリートの試合がHITHでした。FEBの練習メンバーとして出場して、そのときも初戦がTEAM-S。そこでストリートの洗礼を浴びました。結構やれるだろうと思っていたら、逆にやられてしまったので、今回も絶対に出たいと思いました。
今は地元博多に新たにできた3×3チーム(LAST ONE FUKUOKA.EXE)に声をかけてもらったので、そこですべてを出し切ろうと思っています。福岡に帰って出会った若手と一緒に作ったクラブチーム(DOGS)でもがんばっているので、日本一を目指したい。
僕自身は、バスケにチャレンジするのも最後の年になると思っています。もちろん、バスケは続けていきますが、真剣に取り組むことには踏ん切りをつけようと思っていた中で、このような機会をいただけたことが本当にうれしかったです。負けたけど、社会人バスケNo.1チームのCappelloと最後に対戦できて良かったです。
若い子たちはフィジカルがあって、サイズもあって、あらためてすごく刺激になりました。上手くて強い子が多いなぁという印象であり、楽しかったです。とにかく、このメンバーで試合をさせてもらえたことが、僕にとって本当にうれしかった。このチームでは一番下っ端なので、なんか今日は柄にもなく緊張したっスね(笑)。
〜番外編〜へ続く
文・写真 泉誠一