公園のバスケットボールコートをアートでリノベーションする一般社団法人「go parkeyが、デザイン・コートにおける世界的なアワードにおいて、『フューチャー・プロジェクト』部門賞と、全部門を通じての大賞である『プロジェクト・オブ・ジ・イヤー2023』をダブル受賞。
https://www.goparkey.com/awards
今回注目されたのは、「go parkey」が手掛けた新宿区の大久保公園の「2K Foundations x Kevin Durant Renovation Art Court 2022」。日本の公園やコートでは初めての受賞となる。まだまだ国内では希有な存在だが、世界では芸術性に富んだペイントによって公共施設を再生するプロジェクトが盛んに行われている。国内でも老朽化が進み、安全面だけでなく環境面でも改善が必要な公園などが増えている昨今。「これをきっかけに公園のバスケットボールコートを中心に、より多くのリノベーション・プロジェクトを推進していきたいと思います」というgo parkeyの今後の活動に期待したい。
プロジェクト・オブ・ジ・イヤー受賞について
世界を見渡せば、芸術性に優れたアートペイントによって公共施設を再生するプロジェクトが盛んだ。その大きな役割を担っているのが、オリンピックやUSオープン(テニス)、FIFA(フットボール)の大会などで活躍している世界最大のスポーツ・サーフェイスメーカーSport Group。そして、Sport Groupが年に一度、世界中のプロジェクトから、優れたデザインのプロジェクトを表彰するのがプロジェクト・オブ・ジ・イヤーである。
これまでに美しい庭園や独創的なプレイグラウンド、最先端の公共スポーツ施設やワールドクラスのスポーツ競技会場などを対象に素晴らしいプロジェクトが受賞してきた。今年度は2023年5月10日にハワイで行われたSport Group Asia Pacific Agent Conferenceにおいて表彰式が開かれ、FIFA WOMEN’S WORLD CUPのアートコートなど国際大会のコートがある中から選ばれたのが、「go parkey」が手掛けた新宿区の大久保公園のアートコート「2KFoundations x Kevin Durant Renovation Art Court 2022」だった。プロジェクトの施工品質、サステナビリティーとイノベーションとクリエイティビティ(持続能性可能性への取り組みと同時に革新的で創作性に富んだ取り組み)、プロジェクトの意義(プロジェクトに関連する環境の独自性、例えばプロジェクトが実施される地域において初の試みなど)、それらが高いレベルで完成していたという評価を受けた。
リノベーション・アートコートプロジェクト第1弾が浜町公園(東京都中央区)に誕生
https://bbspirits.com/other/3×3/3×22043001/
go parkey(https://www.goparkey.com/)