PLAYOFFSでは2ポイントシュートを決め、ドライブからクリエイティブなパスを繰り出し、オールラウンドな活躍を見せた。目指すべきプレーヤー像は、「もっとスピードを上げ、それに対して2の手、3の手を出せるような選手になりたいです。スピード重視で、あとはシュートの確率をもっと上げて、マッチアップする相手が『コイツだるいな』と思わせられるような選手になりたいです」というクーリバリは世界を見据えていた。
チーム内でも、3×3.EXE PREMIERの戦いでも少なからず世界を感じられる。ALPHAS.EXE戦では、日本代表の落合知也とのマッチアップに「すごくワクワクしていました」とクーリバリは言い、『コイツだるいな』という印象を与えるようなプレーも見られた。「3×3のトッププレーヤーにはまだまだまだ足りない部分がいっぱいあることが分かったので、そこを突き詰めて行って、来シーズンへ向けてがんばりたいです」と現在地を知るシーズンでもあった。
3×3.EXE PREMIERでのルーキーシーズンは終わったが、3×3の戦いはまだまだ続く。
「JAPAN TOURなどいろんな大会がまだ残っています。次はそこへフォーカスしていくためにも、今回負けたことは一区切りをつけて、JAPAN TOURでは成長した姿を見せられるように練習から詰めていきたいです。もう一度、日本一を目指します」
文・写真 泉誠一
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