いよいよ決勝戦──12月23日に始まった「東日本復興支援 JX-ENEOS ウインターカップ2014」は28日(日)に女子決勝戦が、翌29日(月)には男子決勝戦が行われる。
連日、満員の観客を飲み込んでいる東京体育館だが、この両日は「満員札止め」の可能性がある。できればライブで観たいものだが、それが叶わないならぜひテレビ観戦を。
有料ながらJ-SPORTS(『スカパー!』やケーブルTV等視聴可能)なら、ウインターカップ以降もさまざまなバスケメニューが用意されている。
そして嬉しいことに、今年はBSフジでも男女の決勝戦が生中継される。こちらはチャンネルを合わせるだけでよい(無料)。
12月28日(日)12:00~14:25【女子決勝】
「桜花学園 vs 昭和学院」
解説/内海 知秀(女子日本代表ヘッドコーチ)
スペシャルゲスト/渡嘉敷 来夢(JX-ENEOSサンフラワーズ)
実況/青嶋 達也(フジテレビアナウンサー)
コートサイドレポーター/大神 雄子(女子日本代表キャプテン)、中山 明日実、田淵 裕章(フジテレビアナウンサー)
12月29日(月)12:00~14:25【男子決勝】
「福岡大学附属大濠-船橋市立船橋の勝者」vs「桜丘-明成の勝者」
解説/小野 秀二(アースフレンズ東京Zヘッドコーチ)
スペシャルゲスト/田臥 勇太(リンク栃木ブレックス)
実況/田淵 裕章(フジテレビアナウンサー)
コートサイドレポーター/中山 明日実、青嶋 達也(フジテレビアナウンサー)
そういえば、実況を担当する青嶋さん、田淵さんを何度も記者席等でお見掛けした。『プロバスケ!bjリーグtv』を担当し、「バスケの面白さを伝えること」に関しては慣れているはずだが、ウインターカップは高校バスケ界最大のビッグイベント。
入念に下調べをし、チームや選手のプロフィール、エピソードを頭に入れた上で、解説者やスペシャルゲストからさまざまな話題を引き出すのが実況の役目となる。大観衆が注視する試合の生中継とあれば、冷静さが求められるアナウンサーとはいえ、熱い思いが湧き上がってくるのではないだろうか。
高校生の真剣勝負を、会場の熱気とともに届けてくれるアナウンサー魂が垣間見られる瞬間があるからこそ、テレビ中継ならではの楽しみが広がるというもの。男女ともに熱戦が期待される決勝戦、視聴者だって傍観者ではいられない。たとえモニター越しであっても、今年の“高校バスケ 頂上決戦!”の立会人であり、その興奮を語り継ぐバスケファミリーの一員となるのだ。
文・羽上田 昌彦(ハジョウダ マサヒコ)
スポーツ好きの編集屋。バスケ専門誌、JOC機関紙などの編 集に携 わった他、さまざまなジャンルの書籍・雑誌の編集を担当。この頃は「バスケを一歩前へ……」と、うわ言のようにつぶやきながら現場で取材を重ねている。 “みんなでバスケを応援しよう!”を合言葉に、バスケの楽しさ、面白さを伝えようと奮闘中。