勝てばプレーオフ進出が決まるリンク栃木ブレックス。しかし2戦目は、気合いのこもったディフェンスでリードを奪ったレバンガ北海道が多くのファンの後押しを受け、79-66でホーム最終戦を勝利で飾った。
敗れたリンク栃木のシレイカHCは北海道のディフェンスを称えるとともに、「2試合を通して考えれば、昨日の試合で点差をつけて勝つことができたので、状況としては一歩進むことができた。残り2試合はホームゲーム。両方とも勝つことがプレーオフに進むための道となる」と最終戦へ向けたコメントを残した。
この結果により、イースタンカンファレンス残る一枠を決めるプレーオフ争いの行方は、最終戦までもつれ込む。リンク栃木がホームで千葉ジェッツ@清原体育館、北海道はアウェイで日立サンロッカーズ東京@大田区総合体育館にてそれぞれ対戦。北海道とリンク栃木の直接対決の結果は3勝3敗だが、昨日23点差をつけて勝利したリンク栃木が上に立っており、北海道は勝率を上回ればならない。北海道のウルタドHCは、プレーオフ進出を諦めないことはもちろんだが、「(シーズン通算)30勝を目指す」と、ファンに誓った。
プレーオフ進出を信じて、次節に全てを賭ける3位リンク栃木(30勝22敗)と4位北海道(29勝23敗)。さらに東芝ブレイブサンダース神奈川(45勝7敗)vsトヨタ自動車アルバルク東京(44勝8敗)、アイシンシーホース三河(40勝12敗)vs和歌山トライアンズ(39勝13敗)がともに首位攻防戦が行われ、最後までもつれた順位争いに終止符が打たれる。