Photo & Text Mami Yasui / 安井 麻実
強靭なトヨタ東京のディフェンスを、どのようにかい潜るのか。リンク栃木#0田臥勇太。
力強く切り込む、アグレッシブなプレー。 リンク栃木#12アンドリュー・ネイミック。
ボールを奪い、そのまま真っ直ぐリングへ。力強いダンクシュートで会場を湧かせた、トヨタ東京#24田中大貴。
チームのまとめ役。トヨタ東京#35伊藤大司の美しいレイアップシュート。
チームメイトの活躍に湧きっぱなしのトヨタ東京ベンチ。写真左から#3マイケル・パーカー、#35伊藤大司、#16松井啓十郎、#7正中岳城。
やりたいことをさせてもらえない……そんな苦痛の表情を浮かべる、リンク栃木#13渡邉裕規。
ゲームも終盤、20点ついた点差。安堵の表情だろうか、トヨタ東京#0リチャード・ソロモン。
この日は試合終盤のみの出場であったが、チームの勝利に笑みがこぼれる、トヨタ東京#11宇都直輝。
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第一ピリオドで大きくリードを許したリンク栃木。第二ピリオドで追い上げを見せるも、終始トヨタ東京の流れに逆らうことはできなかった。
両者の纏う空気はハッキリと分かれて見え、リンク栃木は常に厳しい表情が目立つ。そんな様子とは違い、チームメイトのアグレッシブなプレーの数々に、その都度大いに湧くトヨタ東京ベンチ。
トヨタ東京の強固なディフェンスに、チームプレーをうまくさせてもらえなかったリンク栃木だが、彼らの想いもファンの想いも同じ。すでに次の試合を見据えているはずだ。