トップチームと密に関係を取れるような環境を作っていくことが大事であり、そこがユースチームの醍醐味です。佐古(賢一)ヘッドコーチは練習試合を見に来てくれましたし、トップチームの練習に参加する機会もあります。佐古ヘッドコーチからは、「シーズンに入ってからも練習に参加していい」と仰ってくれています。外国籍選手と一緒にコートに立つことでこの選手たちがどう感じ、どんなパフォーマンスを見せてくれるかを見たいという狙いがあります。
練習場もトップチームと同じであり、それがドルフィンズの強み
準優勝:名古屋ダイヤモンドドルフィンズU18 / 大西順ヘッドコーチ
U18チーム設立当初の選手が高校3年生になり、その集大成を一番意識して今大会に臨みました。方針として、コーチがプレーを決めるのではなく、選手自身が選択するように指導しています。その方が将来的に彼らのためになると思っており、今回のように成果が出ることが一番の成功体験になります。
#7 今西優斗と#8 佐藤遼乙は夏休み期間中、トップチームの練習に参加しています。その経験により、同世代との対戦は自信を持ってプレーできていました。練習場もトップチームと同じであり、それがドルフィンズの強みです。Bユースならではのメリットを生かしていきたいです。
ショーン(デニス)ヘッドコーチが本当にユースのことを考えてくださり、よく見てくれています。今大会もトップチームのスタッフ全員で応援してくれていたそうです。クラブとして同じ方向に向かって強化し、U18チームで活躍した選手をトップチームにつなげていく一貫性がドルフィンズにはあると感じています。そこを大切にして、うまく選手を育てていきたいです。
中学生が対象となるU15チームでは、基礎と基本を確実に身につけることを大事にしています。心技体も技術も全てそのベースがあるからこそ、上に乗せていくことができます。現状、U18チームはほとんどがU15チームから上がってきた選手たち。U18チームは応用となり、トップチームの戦術を取り入れています。トップチームのコーチとも連携しながら、オフェンスやディフェンスのシステムも決めています。ただ、難しいことにも取り組みますが、最初に言ったように最終的なプレーの判断は選手に任せています。
バスケット以外の部分がものすごく大切な3年間
第3位:琉球ゴールデンキングスU18 / 与那嶺翼ヘッドコーチ
昨年は出場できず、選手たちにとってはじめての大会になったのでとても良い経験になりました。特に高校2年生になった一期生たちは、1年間大会がない中でもU18チームを選択してくれた背景があります。一期生たちのためにも、より高みを目指して行こうという目的で大会に臨みました。現在地を知ることができたので、ここから彼らの可能性をより広げていきたいと強く感じています。
ボールマンプレッシャーと簡単にボールを持たせないディフェンスを強調しています。キングスのトップチームもコンセプトにしているのはディフェンスであり、それをしっかりと染み込ませるのがこのカテゴリーです。もっともっとブラッシュアップして、ディフェンスをさらにキングスにとっての強固な武器にしていきたいです。