4番・PF マーク・トラソリーニ(レバンガ北海道)
今シーズン(2017-19)の北海道の躍進を象徴する選手だと思います。川崎戦ではいつもいいところで得点を取られているんです。外のシュートもうまいし、ドライブもある。走る力もある。ボールマンにピックしてからダイブもできるし、ポップもできる。厄介な選手が日本に来たなぁ、北海道はすごくいい外国人選手を連れて来たなぁと感じています。
5番・C ギャビン・エドワーズ(千葉ジェッツ)
彼ほど身長が高くて、パワーもあって、リバウンドも強く、走れるセンターはなかなかいません。しかも今シーズンはミドルシュートの確率を上げているように思います。ウチとの対戦ではニック(・ファジーカス)をうまく守ってくるくらいのディフェンス力もあります。今シーズンから千葉に入ったわけですが、千葉のスタイルにすごくマッチしているように思います。インサイドの起点としてすごく活躍できていると思います。
プラス1 田中大貴(アルバルク東京)
1番、2番、3番どこでもプレーできるのが魅力ですよね。ディフェンスも、それだけを徹底させれば相当いいディフェンスをすると思います。油断しているとスティールをされてしまうし、プレッシャーをかけてくるとかなり怖いです。脚力も強いので、彼に強烈なプレッシャーをかけられたらどのチームのガード陣も簡単には運べないんじゃないかな。オフェンスではドライブの一歩目が速くて、クロスオーバーも速い。ハンドリングもよくて、ドライブからのジャンプシュートも、ジャンプ力が高いので、なかなか止めるのは難しいです。体も強いし、シックスマンとして流れを変えるのに最適というか、なんでもできて頼もしいなと思います。
企画内容を聞いてから、まずは自分で選びました。そのあとで前回の石崎さんのページを見て、「あれ、ヤバいな……結構かぶっているな。どうしよう?」と(笑)。かぶらないほうがいいかなとも思ったんですけど、一度決めるとなかなか次が浮かばなくて……一応、過去をさかのぼって「オール外国人」も考えましたけど。
(母校の日本大学出身者で考えるとか、東北出身者だけ、もしくは栗原選手の趣味である釣り好きで5人集めるのもいい)釣り好きって金丸選手と、鵜澤(潤・新潟アルビレックスBB)選手と、長谷川智伸選手(滋賀レイクスターズ)と……あと誰かいます? 僕はそれくらいしか知らないです。次回は「釣りをしながらのバスケトーク」の企画をお願いします。
栗原貴宏
1987年生まれ/日大東北高校→日本大学→東芝(現川崎ブレイブサンダース)/チーム日本人最年長としてコート内外での信頼も厚いスモールフォワード。卓越した守備力を誇り相手エースを抑える。(所属等は取材当時のもの)
5+1人を選ぶルール
1.日本でのプレー経験があれば過去にさかのぼって現役でなくともOK
2.外国籍選手は何人でもOK
3.自分を入れるか入れないかは自由
4.また、自分で独自のテーマ設定をすれば上記の限りではない
文 三上太
写真 吉田宗彦