『SOMECITY』でお馴染みの4選手で結成された日本代表チームが参加した「第2回FIBA 3×3 男子世界選手権大会」は、残念ながら予選ラウンドでの敗退が決まった。結果については公益財団法人 日本バスケットボール協会(JBA)のオフィシャルサイトに掲載されている(一部を抜粋、再構成)。
今大会は出場24チームが4グループ(プール)に分かれ、1回戦総当たりのリーグ戦を戦い、各プールの上位4チームが決勝ラウンドへ進む。日本はクロアチア、セルビア、インドネシア、スロベニア、中国と同プール。1日目は3試合を行い1勝2敗、2日目は決勝ラウンド進出を賭けて2試合を戦った。スロベニア戦を14-18で落とし、あとがなくなった日本。最後はランキング下位の中国が相手だったが、1点差(13-14)で敗れ、目標の『世界ベスト8』はならなかった。ただし、強豪相手に接戦を演じており、世界を相手に戦える十分な手応えを得たはずだ。
帰国すれば今度はそれぞれのチームに戻り、最高のパフォーマンスを披露してくれる彼らの活躍に期待したい。これからも“ストリートは要チェック!”3×3.EXEやSOMECITYなどオフィシャルサイトにアクセスを。
なお、JBA 3×3 OFFICIAL SITE も近日公開予定です。
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【予選ラウンド 第1戦】日本 ●18-21○ クロアチア
序盤は点の取り合いだったが、日本のファウルが重なるとクロアチアに攻め込まれた。アウトサイドシュート、ペイント内と内外バランスよく決められ、その差は5点差に。しかし、そこから日本はドライブを起点とした攻撃で応戦し、連続2Pシュート。残り1分で18-19 と1点差に追い上げる。が、その直後、日本はファウルを犯すと、序盤から重なっていたチームファウルが7回を超え、相手にフリースローが与えられる。クロアチアは、そのフリースローを確実に沈めて試合終了。日本はチームファウルが10回、フリースローだけで8点を取られる苦しい状況が続き、21点先取で勝ちとなる3×3ルールにより、18-21 で初戦を落とした。 -
【予選ラウンド 第2戦】日本 ● 9-21○ セルビア
前回大会の覇者・セルビアとの一戦。パワーと得点能力で勝るセルビア相手に、日本はインサイドでの守りを強める。が、逆に2Pシュートを次々に決められ、リードを奪われてしまう。セルビア優位の展開が続くと、日本は点差が開いた焦りからか、攻守とも本来の戦い方ができず、苦しい時間帯が続いた。流れを変えたい日本は、#7鈴木、#47野元の2ガードで対抗するもの、セルビアの得点を抑えることはできなかった。21点目を決められ、9-21 で2敗目を喫した。 -
【予選ラウンド 第3戦】 日本 ○19-11● インドネシア
立ち上がりから、日本はチームプレイと個人の役割が噛み合い、得点を重ねていく。特に、#91 落合を中心としたインサイドの攻撃で得点を重ねれば、それに続いてアウトサイドからも攻撃チャンスを増やす。中盤、インドネシアの反撃にあうものの、リードする日本は落ち着いた試合運びで、タイムアップ。終始チームが結束した状態で相手を圧倒した日本が19-11 でインドネシアを下し、今大会初勝利を挙げた。 -
【予選ラウンド 第4戦】 日本 ●14-18○ スロベニア
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【予選ラウンド 第5戦】 日本 ●13-14○ 中国
第2回 FIBA 3×3男子世界選手権大会 日本代表選手 メンバー
■スタッフ
総括 石井 昭大(JBA)
アドバイザリーコーチ 金澤 篤志(パスラボ山形ワイヴァンズ)
アドバイザリーアシスタントコーチ 岡田 卓也(静岡ジムラッツ)
■選手
#7 鈴木 慶太(K-TA:F’SQUAD)
#8 高久 順(TAKAKU:UNDERDOG)
#47 野元 勇志(TA-BO:UNDERDOG)
#91 落合 知也(WORM:UNDERDOG)