※本記事はバスケットボールスピリッツのWEB化に伴う、2018年3月末発行vol.19からの転載
この春、東海大に進学する大倉颯太(北陸学院)、伊藤領(開志国際)、八村阿蓮(明成)、坂本聖芽(中部大第一)は、高校バスケ界を沸かせた有力選手たちだ。昨日の敵は今日の友。これからは同じユニフォームを着て切磋琢磨する4年間が始まる。
── それぞれ東海大に進学しようと決めた理由を教えてください。
大倉 バスケットをするうえで1番いい環境だと思ったこと、Bリーグに輩出している選手の数が1番多いということ、東海大に入ることで自分の目標も明確になると思いました。兄(東海大3年大倉龍之介)からは練習がきついと聞いていたし、そんなに簡単に覚悟を決める場所じゃないぞと言われましたが、自分なりによく考えて、意志を固めたつもりです。
伊藤 自分はレベルの高い環境に身を置きたいとずっと思っていて、レベルが高く、ハードな中にも楽しさがあるというのが理想でした。上級生を見てもみんな楽しそうにバスケをしてるし、雰囲気がすごくいいので迷うことなく東海大を選びました。
坂本 きっかけになったのは、中2のときにYouTubeで見た東海大と筑波大の試合です。東海大のルーズボールとかハードなプレーに魅力を感じました。ベンドラメ礼生(サンロッカーズ渋谷)さんにあこがれて、こういう選手になりたいと思ったのもそのときです。
八村 日本の中で東海大が1番フィジカルを鍛えるトレーニングをやっていると聞いて、自分も大学では筋肉を付けたいと思っていたので、ここでしっかりトレーニングしたいと思いました。
大倉 おまえ、トレーニング嫌いじゃなかった?
八村 嫌いじゃないよ。
大倉 前は嫌いだって言ってた気がする。
八村 前は…前はちょっと嫌いだったけど、今はトレーニングが大好きだよ!(一同爆笑)
── 引っ越したシーガルスハウス(寮)の住み心地は?
伊藤 きれいだし、便利だし、快適です!
大倉 6畳のフローリングでキッチン、バス、トイレが付いていてワンルームマンションみたいな感じですね。
八村 風呂とトイレがちゃんと分かれているのがいいよね。
坂本 高校の寮は6畳に2人で住んでいたので、なんかすごく広く感じます。
八村 風呂とトイレもちゃんと別々だしね。
大倉 おまえ、さっきからそればっかじゃん(笑)