part1より続く
Wリーグの公式応援アーティストJewel(ジュエル)。平均年齢18歳の本格ボーカル&ダンスグループはWリーグを見て、同じ“チーム”としての共通点を見出し、選手たちの頑張りに勇気をもらい、そして自分たちもまた頑張ろうと思っているそうだ。そんなJewelへのインタビュー第2弾は、今シーズンのWリーグについて。
── そうしたつながりも3年目になります。公式応援アーティストとして3年目を迎える今シーズンのWリーグ(取材は11月12日)をどのように見ていますか?
MOMOKA まだ数試合しか観ていないですけど、今シーズンはわからないなっていうのが第一印象です。特に三菱電機の順位(11位)にはすごくびっくりしています。昨シーズンのファイナルも見ていたからこそ、あの勢いがイメージとしてあったんですけど、それが思うようにいっていないなって。逆にトヨタ紡織(サンシャインラビッツ)がめちゃめちゃ調子いいなとか。先日も移動中にアーカイブでトヨタ紡織の試合を観ていたんですけど、対戦相手のデンソー(アイリス)の選手が焦っているように見えて「あれ? これまでこんなに焦っていたことあったっけ?」とか……。
── 結構、ガチなファンですね。
MOMOKA かなりガチです(笑)。でもまだ今シーズンに入って観られていないチームのほうが多いんです。新潟(アルビレックスBBラビッツ)も観られていないし、山梨もまだほんのちょっとだけしか観られていません。あと日本代表の選手たちが帰ってくるとチームの空気がちょっと違うなって感じるので、今また(日本代表としてプレOQTに)行っている選手たちが帰ってきて、12月からの再開がどうなるか。苦しんでいるチームも休み期間の11月中にきっと10月の反省を生かして練習をしているから、それがどう出てくるかが楽しみですね。
ami 私が今シーズン思うのは、これまでの2シーズンは私よりも年上のみなさんがプレーしていたわけですけど、私も今春、高校を卒業して、同じ学年……たとえば高校が同じだった(奥山)理々嘉ちゃん(JX-ENEOS)だけじゃなくて、“ザ・同世代”の選手のみなさんもいると思うと、ますます私も頑張ろうって思えますね。
── 先ほど挙がったトヨタ紡織の好調ぶりを支えている1人が東藤なな子選手。彼女も同学年です。
MOMOKA アーリーのときからずっと目をつけていました(笑)。
Nono もう、なんか発言がすごい(笑)!
MOMOKA 刈谷まで見に行ったんです。
── 刈谷まで? まさか仕事抜きで?
MOMOKA そのときは歌わなかったんですけど、その次の日に名古屋でリリースイベントがあったから「みんなで前乗りしよう」って言って、スタッフさんと一緒に行きました。そのとき東藤選手の初試合で、「アーリーエントリーの選手がいるぞ」って教わって、「何、それ?」って思いながら見ていたら、「どうした? どうした?」っていうくらいのすごさで、「あの子、(amiと年が)同じだよ」って教えてあげたら、驚いていました。
Nono 本当にいつも試合中はMOMOKAがずっと実況してくれて、私たちに教えてくれるんです。
ami 今の「バスケットカウントだよ~」とか(笑)。