Jewel(ジュエル)というグループ名を聞いて、すぐにピンと来た人は相当なWリーグファンだろう。Jewelはami、Nono、MOMOKAの3人からなるボーカル&ダンスグループで、以前は「J☆Dee’Z」として活動をしていたが、結成10年目を迎えた今年6月「Jewel」に改名し、新たなスタートを切っている。
そんなJewelとWリーグとの関係は2シーズン前、2017-2018シーズンから始まっている。Wリーグの「公式応援アーティスト」に就任し、公式応援ソング『あと一歩』をリリース。翌2018-2019シーズンには公式応援ソング第2弾として『Jewel』を、そして今シーズンは第3弾の『夢が夢じゃなくなる日まで』を11月27日にリリースしている。
平均年齢18歳。いわゆる“口パク”一切なしのオール生歌、しかも歌いながらハイレベルなダンスパフォーマンスを披露するJewelにWリーグのこと、そして今シーズンの公式応援ソング『夢が夢じゃなくなる日まで』について、語ってもらった。第1弾はバスケットのこと、Wリーグのこと。
── Wリーグの公式応援アーティストとして活動されていますが、みなさん、バスケットをやったことはありますか
Nono 小学生のころ、親友がバスケットがすごく大好きで、昼休みに一緒にシュートの練習をしたりはしていましたが、プレーは体育の授業でやる程度でしたね。
ami 私はこのお仕事をさせていただいて初めてきちんとルールを知りました。むしろスポーツ観戦自体、それほどしたことがなかったんです。すごく未知の世界だったんですけど、スポーツ観戦で初めて泣いたのがバスケットでした。試合終了のブザーがなって「いい試合だったな」って思ったときに自然と涙がポロポロ落ちてきたんです。
MOMOKA 私も観る専門ですが、今ではすっかりバスケットが大好きになっています。そのきっかけはWリーグのお仕事をさせてもらう前、2017年5月にB.LEAGUEのハーフタイムで歌うツアーみたいなものを少しの期間やらせていただいたんです。そのときが最初の試合観戦でした。そこでバスケってメチャメチャおもしろいなって興味を持ったんです。その直後くらいにWリーグのお仕事をいただいて、ルールも知りたいと思うようになって……私は運動神経が良くないんですけど、観ているだけで自分がやっているような気分になります。