写真提供:日本工学院
3月29日(火)~31日(木)の日程で開催された『KAZU CUP2016』(日本工学院八王子専門学校八王子キャンパス)は、全国から集まった16チームが熱戦を繰り広げた結果、この大会の初代王者・福岡第一高等学校の2度目の優勝で幕を閉じた。
4組に分かれて行われた予選リーグを勝ち上がった各組の1位は、D組・福岡第一(福岡)、A組・延岡学園(宮崎)の九州勢にB組からは四国の尽誠学園(香川)が、C組は地元の八王子学園八王子が決勝リーグ入りを果たした。
決勝リーグで強さを見せたのが福岡第一。延岡学園との優勝決定戦こそ一進一退の攻防で、一時はリードを許す場面もあったが、終盤に速攻などで一気に突き放した。延岡学園が準優勝となり、尽誠学園に勝利した八王子が3位に入った。なお、大会MVPには重冨周希選手(福岡第一)、 MIPには榎田拓真選手(延岡学園)が選出された。
各組2位のチームの中には福岡第一に善戦(83-93)した船橋市立船橋(千葉)や、尽誠学園を64-69と5点差まで追い詰めた開志国際(新潟)、同じく八王子に5点差(68-73)で敗れた山形県立山形南(山形)など、楽しみなチームも多い。連覇を逃した明成(宮城)も含め、上位に入ったチームが今年度の高校男子バスケの主役を争うことになりそうだ。
【試合結果】
【表彰者】