敗れた悔しさは過去の話。目標は7つすべて勝って日本一!
昨年のインカレは32チームが出場し、優勝するためには5回勝ち上がらなければならなかった。40チームに増えた今年、グループステージからはじまる大阪体育大学にとっては2試合追加となる。「トーナメントと違って得失点差のこともあるので、しっかり自分たちが点差を離して勝ち切ることを意識していました。でも、リーグ戦になっても負けられない気持ちは変わらず、7つ勝つことだけを考えています」と大吉は力を込め、目標は日本一だ。
トーナメント初戦は関西2位の立命館大学(※大阪体育大学は関西4位)。同じく皇后杯に出場し、日立ハイテク クーガーズに68-71で惜敗。大阪体育大学同様に悔しさと手応えを持って初戦に向かう。
今年の関西女子リーグ戦では1勝1敗の痛み分け。この組み合わせが決まったときから、「絶対にリベンジしよう」とモチベーションを高めてここまで来た。東京羽田に2点及ばなかったことも、立命館大学に1敗を喫したことも、リーグ戦が4位に終わったことも、そしてこれまで準々決勝で関東勢に敗れたこともすべては過去の話。「絶対にこのままでは終われないと思っていますし、絶対に倒します」と燃える大吉は、一つひとつ悔しさを晴らしていく。
立命館大学vs大阪体育大学は12月7日(水)17:30より、駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場Bコートでティップオフ。勝った方がシードで待つ拓殖大学(関東6位)と、準々決勝進出を懸けて対戦する。
文・写真 泉誠一
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