12月9日(月)より開幕する第71回全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ)の組合せが発表された。
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— 全日本大学バスケットボール連盟 (@jubf2014) November 16, 2019
男子トーナメントのシード枠となる4つ角を陣取るのは、いずれも関東大学オータムリーグの上位チームたち。1位大東文化大学、2位青山学院大学、3位専修大学に続く4枠目は、7年ぶりに1部昇格を果たしたばかりの日本体育大学だ。2005年大会以来、15年ぶりにシード権を獲得した。
オータムリーグ最終戦は、昨年のリーグ戦&インカレチャンピオンである東海大学を相手に、17点差をつけて89-72で快勝。全12チームによる2回戦総当たりで行われたリーグ戦において、日本体育大学の1巡目は5勝6敗と負け越していた。しかし、2巡目は青山学院大学に敗れただけ、10勝1敗で巻き返す。昨年は2部だった日本体育大学が全てのチームに勝利を挙げ、勢いに乗ったままインカレに突入する。
「ガキの頃に教わったバスケットの基本を一生懸命やろう」
藤田将弘ヘッドコーチは、「守らなければ勝てない」と1部での戦いに備えて強化してきた。スプリングトーナメントではいきなり5位の結果を残し、幸先良いスタートを切った。互いにスカウティングし、丸裸になった状態で戦うリーグ戦では、「ガキの頃に教わったバスケットの基本を一生懸命やろう」と選手それぞれのルーツを呼び覚まし、そこに日本体育大学のスタイルを上乗せしてきた。藤田ヘッドコーチは「リバウンドやルーズボール、ディフェンスでは腰を落として手を挙げるなど、ガキの頃に教わったバスケットが一番大事なんだ」と当たり前のプレーを徹底させたことで、後半は次々と白星を重ねていく。
1敗しかしなかった2巡目の要因として、「1部の雰囲気やフィジカルコンタクト、スピードなど全てにおいて選手たちがアジャストし、その能力が非常に高い」と藤田ヘッドコーチは評価する。東海大学との最終戦を制したことも、「後半はどこかでチャンスが来ると思っていたが、彼ら自身がそれを勘づいてくれた。そこでババッと走って得点が獲れた」ことを勝因に挙げる。
#5 磯野寛晃(4年)も「東海大学との1戦目で負けたときに何がダメだったかをチーム全員で話し合い、修正点に関する方針をみんなで示しました。練習中は、チーム内の3番手の選手たちが東海大学のセットプレーを精度高くやってくれたおかげで、このような結果が生まれたと思います」と明かし、選手自身が念入りに準備し、勝利をつかみ取った。