上につながるためにも避けては通れないディフェンス
飛龍高校時代は「得点を獲れなかったら落ち込むほど」ガンガン攻めていた。今はポイントガードに取り組みはじめており、「アシストを考えてプレーしなければいけない」と視野を広げる。大学バスケでは「ディフェンスすることを第一に考えていないと絶対に通用しません。オフェンスがダメでも、ディフェンスで止めることができれば試合にはなるという考え方に変わりました」。現時点での関屋のディフェンスに対し、「まだまだ教えなければいけないところだらけ」という網野ヘッドコーチ。「それは高校のときから言われているので、しっかり克服できるようにしたいです」と関屋自身も分かっていた。
将来は「Bリーグに行きたいです」と話しており、そのためにもディフェンスのレベルアップは避けて通れない。白鷗大学は育成に長けており、実直に努力し、上級生になって花開く選手も多い。取り組むべき課題が明確になっている関屋だからこそ、焦らずに一歩一歩成長していけば良い。
春のトーナメントでは「ベンチ以外のところから煽ってくるので、そこでイライラしてしまいました」と大学バスケの洗礼を受けた。冷静にプレーさえできれば「大学でも通用する手応えは感じています」。強気な長所を失うことなく、型にはまらず育って欲しいと期待している。
バスケットLIVE
【WCハイライト】男子3回戦 飛龍 vs 福岡第一(2018.12.26)
文・写真 バスケットボールスピリッツ編集部
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