盛實海翔さんと一緒にプレーし、大学では日本一を目指したい
専修大学には4年生の盛實海翔、3年生の重冨周希・友希、2年生のキングと得点力ある強気なガードが揃っている。いずれもコンボガードであり、ポイントガードとしてコントロールでき、アグレッシブに得点を獲りに行く能力も備えている。尊敬する先輩たちであり、中でも同じレフティーの「盛實海翔さんと一緒にプレーし、大学では日本一を目指したい」と専修大学を選んだ。似通った特徴を持つガード陣の中において、喜志永自身のカラーが必要になる。入学早々からプレータイムを与えられたことで、早くもそのきっかけを見つけていた。
「スプリングトーナメントの拓殖大学戦、第4クォーターまで競っていました。その第4クォーターの出だしに自分がコートに入って流れを変えることができたことで、自分としても何をやるべきかが明確になりました。あの試合を経験したことで、慌てることなく自分たちのバスケを貫こう、という目指すべきスタイルが見えました」
ポイントガードとしてパスを供給してコントロールしつつ、「チームとしてやるべきことを全うしながら、勝負どころでは点数を獲れるようになりたい」。エース盛實の負担を少しでも軽減させられるよう、「手助けしたいです」と誓った。
佐々木ヘッドコーチは「とにかくリーダーシップを発揮して、先発を獲りに行け。キャプテンをやるぐらいのつもりでどんどん声を出して構わない」と発破をかけ、その才能を開花させている。勝っても負けてもルーキーにとっては大きな経験になるのは間違いない。だが、筑波大学戦同様に勝ったからこそ、その価値は大きくなる。1年生でも臆することなく、貪欲に優勝を奪いに行ってもらいたい。
ルーキーズ・トーナメント 最終日
6月9日(日) 日本体育大学 世田谷キャンパス
11:00[7位決定戦]青山学院大学 vs 関東学院大学
12:40[5位決定戦]日本大学 vs 白鷗大学
14:20[3位決定戦]筑波大学 vs 日本体育大学
16:00[決勝戦]専修大学 vs 東海大学
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文・写真 バスケットボールスピリッツ編集部