気持ちを下げずに最後まで諦めずに戦ってつかんだ勝利
第59回関東大学バスケットボール新人戦「ルーキーズ・トーナメント」は舞台を日本体育大学 世田谷キャンパスに移し、クライマックスを迎える。FINAL4に残ったのは東海大学、専修大学、筑波大学、そしてホームの日本体育大学だ。
今シーズンから関東大学1部リーグで戦う日本体育大学には、頼もしいルーキーが集まってきた。#1 古橋正義はウインターカップチャンピオンの福岡第一高校出身。インターハイとウインターカップでいずれも準優勝の中部大学第一高校から#31 青木遥平がやってきた。さらに、飛龍高校出身の#7 原千容、東山高校出身の#21 モンゾンボ クリスティンがおり、この4人は1年生ながらルーキーズ・トーナメントでは先発を任されている。
準々決勝が最初の難関と警戒していたとおり、前半を終えて26-36と白鷗大学に10点リードされ、追いかける展開だった。チームの士気が下がりそうになったとき、「キャプテンの井手(拓実/2年)さんや正義らとともに、みんなで声を掛け合って最後まで諦めずに戦えたことで、自分たちの思うようなプレーを出せたことが良かったです」という青木は速攻を走って19点を挙げ、同点に追いつくシュートを決めた。強気なプレーで逆転した日本体育大学が74-63と逆に11点差をつけて勝利し、難関を突破した。
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