Photo by Norio TSUBURAOKA
女子ベスト8決定! 留学生対決は岐阜女子に軍配
大会3日目、女子はベスト8が決まった。創部2年目(選手は1、2年生のみ)の開志国際は1、2回戦の勢いをそのままに岐阜女子に挑戦。今夏のインターハイでは1点差で敗れ、リベンジを誓っていたものの結果は46-57とまたも悔し涙を流すことに……来春からは3年生になる選手たちは、毎年全国体を経験している。創部当時からの悲願であるの男女同時全国大会出場へ向け、新たなスタートを切る。
■女子3回戦・男子2回戦
【女子】
明秀学園日立(茨城) 73-52 山形市立商業(山形)
昭和学院(千葉) 100-78 札幌山の手(北海道)
安城学園(愛知) 67-60 県立福島西(福島)
福岡大学附属若葉(福岡) 78-60 作新学院(栃木)
明星学園(東京) 75-45 県立小林(宮崎)
桜花学園(愛知・高校総体①) 69-53 大阪薫英女学院(大阪)
岐阜女子(岐阜・高校総体②) 57-46 開志国際(新潟)
聖カタリナ女子(愛媛) 80-56 県立四日市商業(三重)
両チームのインサイドは留学生対決。岐阜女子#8バイ クンハ・ディヤサン(1年生・192cm)、開志国際#15シラ ソカナ・ファトー・ジャ(2年生・187cm)
男子はベスト16。強豪校の明暗
昨年準優勝の福岡大学附属大濠は、今夏のインターハイで初戦敗退。今大会に賭ける思いは強かった。中部大学第一との対戦で前半は40-29とリードし「まずは初戦突破」と思われたが後半失速。オーバータイムの激戦の末、80-82とよもやの逆転負けを喫してしまった。同じブロックの洛南も今夏は初戦敗退だったが、こちらは81-69で勝利。2012年以来のベスト4入りを狙う。
46年連続46回目出場の古豪・県立能代工業と船橋市立船橋の対戦は、実力校同士とあって注目の的。持ち味のディフェンスで相手を圧倒し続けた能代工が97-77でベスト16に駒を進めた。
【男子】
聖智深谷(埼玉) 96-66 盛岡市立(岩手)
八王子学園八王子(東京) 119-66 県立松江東(島根)
中部大学第一(愛知) 82-80 福岡大学附属大濠(福岡)
アレセイア湘南(神奈川) 80-69 県立四日市工業(三重)
桜丘(愛知・高校総体②) 106-81 県立小禄(沖縄)
明成(宮城・高校総体①) 100-81 前橋育英(群馬)
洛南(京都) 81-69 明徳義塾(高知)
県立山形南(山形) 94-52 県立有田工業(佐賀)
帝京長岡(新潟) 91-76 県立大分舞鶴(大分)
日本学園(開催地) 64-58 東海大学付属熊本星翔(熊本)
土浦日本大学(茨城) 105-53 美濃加茂(岐阜)
近畿大学附属(大阪) 93-57 県立福島南(福島)
北陸(福井) 115-59 光泉(滋賀)
県立能代工業(秋田) 97-77 船橋市立船橋(千葉)
北陸学園(石川) 105-71 奈良育英(奈良)
東北(宮城) 79-77 延岡学園(宮崎)
この日一番の大接戦、残り0秒からの逆転! 延長戦までもつれた好ゲームは中部大一に勝利の女神がほほ笑んだ。福大大濠はインターハイに続き初戦敗退。
もう1つの好ゲーム、県立能代工業vs船橋市立船橋。伝統のゾーンプレスを繰り出した能代工に対し、それを打ち破ることができなかった市船。能代工は「必勝不敗」に一歩近づいた。
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