Photo by Norio TSUBURAOKA
僅差の試合が続出の2日目。選手と戦うベテラン&気鋭のコーチたち
大会2日目は僅差の試合が多かった。28試合中、1点差の3試合を含め、1桁の差で勝敗が決したのは11試合。
「あのシュートが決まっていれば」「あのフリースローを決めていれば」「タイムアウトを取ればよかった」「メンバーチェンジしていれば」……大きな舞台であればこそ、さまざまな思いがよぎるだろう。笑顔の選手たちの後ろには、涙にくれる選手たちがいる。それは、ともに戦ってきたコーチやスタッフも同じ。キャリアを積み、修羅場を経験したベテランコーチであっても、若く気鋭のコーチであっても、「この1戦に賭ける」思いに何ら変わりはない。日を追うごとに戦いは厳しさを増していく。
■女子2回戦・男子1回戦
【女子】
福岡大学附属若葉(福岡) 67-63 就実(岡山)
作新学院(栃木) 56-55 常葉学園(静岡)
安城学園(愛知) 84-81 東京成徳大(東京)
県立福島西(福島) 66-57 桐生市立商業(群馬)
昭和学院(千葉) 78-60 熊本国府(熊本)
桜花学園(愛知)75-51 富士学苑(山梨)
岐阜女子(岐阜) 68-27 県立松江商業(島根)
明秀学園日立(茨城) 76-70 尼崎市立尼崎(兵庫)
札幌山の手(北海道) 82-72 県立広島観音(広島)
開志国際(新潟) 93-60 県立足羽(福井)
山形市立商業(山形) 86-64 純心女子(長崎)
県立小林(宮崎) 71-58 一関学院(岩手)
県立四日市商業(三重) 89-54 明豊(大分)
明星学園(東京) 83-60 県立那覇(沖縄)
聖カタリナ女子(愛媛) 80-44 柴田女子(青森)
大阪薫英女学院(大阪) 101-63 滋賀短期大学附属(滋賀)
2試合続けて90点オーバーと好調の開志国際。#13藤永真悠子21得点。#32シラ ソカナ・ファトー・ジャ32得点、#5中島彩衣23得点の大活躍。
開志国際は若い伊藤翔太コーチが指揮を執るが、ベンチには富樫英樹Aコーチがどっしり構えている。
帰ってきた名将。かつて中村学園を強豪校に育て上げた吉村 明コーチが熊本国府を率いて13年ぶり10回目の出場に導いた。が、残念ながら初戦敗退。
【男子】
県立四日市工業(三重) 73-66 新田(愛媛)
日本学園(開催地) 85-76 県立弘前実業(青森)
アレセイア湘南(神奈川) 106-86 鹿児島市立鹿児島商業(鹿児島)
中部大学第一(愛知) 106-67 北海道札幌工業(北海道)
県立大分舞鶴(大分) 80-73 県立豊浦(山口)
船橋市立船橋 85-73 東海大学付属第三(長野)
近畿大学附属(大阪) 88-71 沼津中央(静岡)
美濃加茂(岐阜) 86-65 県立和歌山工業(和歌山)
東北(宮城) 90-86 県立長崎西(長崎)
延岡学園(宮崎) 69-67 尽誠学園(香川)
奈良育英(奈良) 99-79 日本航空(山梨)
光泉(滋賀) 76-75 県立城東(徳島)
名将・佐藤久夫氏(現・明成コーチ)の下、仙台高の一員として第24回大会に出場した日本学園の大浦博信コーチ。まずは1回戦を突破。
試合後、恩師の佐藤コーチからアドバイスを受ける!?
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