去る2月22日、横浜国際プールで行われた、FIBAバスケットボールワールドカップ2019アジア地区1次予選(Window2)、グループBの日本対チャイニーズ・タイペイ戦。
勝たなければならないゲームだった、と改めて感じる。
実力的に勝って当然だったというわでは決してないが、それでも東京五輪の事を考えれば、実質出場が義務づけられているワールドカップ本戦。その1次予選となるグループBの中で、最も与しやすい相手と見られていたのがチャイニーズタイペイだったのは間違いない。
その相手に日本は途中、辻や宇都の活躍もあり流れをものにする時間帯はあったものの、最終的に勝ちきれず1点差の惜敗となった。
「選手は全力を尽くした」と代表のラマスHCが言っていたように、日本代表に名を連ねコートに立った選手達は、そのときの持てる力を全力で発揮しようとした。
代表のユニホームを着て、まして多くのファンに声援を送られるホームで、気持ちの入ってない選手は誰一人いなかったはずだ。
写真で確認していただければと思う。
それでも勝てなかったあのゲーム。
しかし、来る2月25日に行われるアウェーのフィリピン戦では、この日以上のコンディションで、最高のパフォーマンスで、勝利をつかんでくれることを信じたい。
FIBAバスケットボールワールドカップ2019アジア地区1次予選(Window2
【グループB】日本対チャイニーズ・タイペイ
文・写真 吉田宗彦