2015年2月19日、表記の契約発表会見が都内のホテルで行われた。挨拶に立った 山本正巳 富士通株式会社代表取締役社長は「……過去10大会のべ29名のオリンピアン・パラリンピアンを輩出してきた企業として、より一層スポーツ振興に貢献してまいります」と力強く語った。
この日、紹介された同社陸上競技部所属の澤野大地選手はアテネ、北京と2度のオリンピックに棒高跳びの選手として出場。特にアテネオリンピックでは、日本人選手として20年ぶりの決勝進出を果たしている。また、鈴木雄介選手は競歩で、高瀬慧選手は短距離でロンドンオリンピック出場を経験。車椅子バスケットボールの中澤正人選手もロンドンパラリンピックの日本代表だ。
ということは、一緒に壇上に並んだ富士通レッドウェーブの3選手、左から#0長岡萌映子選手、#10町田瑠唯選手、#15山本千夏選手についても“ぜひ、オリンピアンに名を連ねて欲しい”という大きな期待が寄せられているに違いない。Tokyo 2020の前に、Rio de Janeiro 2016も可能性は十分にある。ぜひとも頑張ってもらいたい。
※『BASKETBALL SPIRITS』vol.5(3月18日発売予定)において、町田選手、BT・テーブスヘッドコーチのインタビュー等を掲載しますのでお楽しみに!