タイトルの放送予定日は、8月4日(月)23:20からの『Sportsプラス』。すでにNHKのホームページに告知がある。“~~目指せNBA!! サマーリーグで活躍の富樫勇樹を直撃~~”日本バスケ界にとっては、明るくてインパクトの大きい話題。この日は飲みに行ったりせず、仕事も段取りよく片付けて(片付かなかったら見切りをつけて)、バスケファン全員でしっかりチェックしよう!
実は、先日の男子日本代表チームのメディア公開練習の際、よく観ている『Sportsプラス』のキャスター、中野 淳さんをお見かけした。この日は富樫選手がお目当てらしく、メディアの数がいつもより多かったが、練習が終わり、囲み取材が終わると、コートの真ん中にはインタビュー用のセットが組まれていた。そこに呼ばれたのは富樫選手。
インタビューが始まる直前だったが、中野キャスターに「これ、いつ放送されますか?」と質問(もちろん面識はなく、一視聴者に過ぎないのに)。そんな不躾な振る舞いを反省したが、中野キャスターはテレビと同じ笑顔で、「月曜の予定です」と答えてくださった。全国放送でバスケの話題が放送される、しかもNBAに挑戦する、まさに旬の若手選手が取り上げられるのだ。うれしかった。その日の夜、番組を観ていたら、終了間際に「来週はNBAに挑戦する若者を紹介します」(と言ったと思うが)これだ!
果たしてどんな言葉で、どんな表情で富樫選手は語っているだろうか。インタビューや取材は慣れているはずだが、NBAのサマーリーグを経験し、日本代表として期待を集めるこのタイミングでの、彼の言葉に大いに興味が沸く。小誌の取材で昨シーズンの開幕前(vol.1)と、シーズン終了後(vol.2)に話を聞いたが、その時と比べると明らかに顔つきが違って見えた。NBAへの挑戦は、“日本でのプレイで自信をつけてから”と語っていた富樫選手。“スピードが武器”“サイズは関係なく、勝負できる”そう言い続け、それを実証すべくさまざまな経験を積んだからこそ得た自信なのだろう。彼の表情が“頼もしく”感じられた。
長谷川建志HCは富樫選手の印象を聞かれ、「(合流は)楽しみにしていたから。非常に良いですね、彼が入るとバスケットが落ち着く。まだ遠慮しているかもしれないけど(笑)、もっともっといいところが出てくると思う」とコメント。今回の日本代表チームは8月9日(土)~17日(日)に台湾で行われる『第36回ウィリアム・ジョーンズカップ』に出場する。平均年齢は23.9歳と若く、スター候補は富樫選手だけでない。メンバー全員が2020年東京オリンピックの出場を目標にしているはずだ。
今回は富樫選手にスポットが当たる企画だが、近い将来、ハヤブサJAPANとして認知度が上がればテレビに登場する選手も増えるだろう。“長谷川ジャパン”と聞けば「知ってる! バスケットボールでしょ」と答えが返ってくるような活躍を期待したい。バスケファンではない人たちからも注目され、もっと多くのバスケ選手がメジャーになって欲しい。8月4日(月)23:20、皆でテレビを観ましょう! そして、8月9日(土)からの大会も注目し、皆で応援しよう!