本日3月25日、JAPAN 2024 TASKFORCE 第3回会議が行われています。この会議で新リーグへ向けた参加条件が決まり、その後に行われるチーム説明会で発表されます。JAPAN 2024 TASKFORCE 第3回会議で公開された川淵チェアマン、ヴァイス コーチェアマンの冒頭挨拶をご紹介します。
川淵 三郎チェアマン
今日は第3回目のタスクフォース会議になりますが、これまで精力的にそれぞれのワーキンググループで毎日取り組んでいただきました。私の感覚からいくと非常に順調に進んでいるのではないかと思います。FIBAのイワン・ヴァイス コーチェアマン、スコット・ダーウィン アドバイザーの強力な支援のもとに、良い方向に向かっていると思います。これからさらに大変な2ヶ月間を迎えるわけで、今日はリーグに参加できる条件を提示するわけで、それに対しどういう反応が返ってくるか。私としては皆さんが前向きに検討してくれるものと思っています。それについて今日は議論を進めていきたいと思っていますので、よろしくお願い致します。
イワン・ヴァイス コーチェアマン
FIBAとしては、これまでの日本での動きは大変満足しており、川淵チェアマンをはじめ、日本の皆さんに感謝しています。今、日本のバスケ界が動いているというのを我々も実感しています。もし、スケジュール通りにいけば、FIBAが予定している6月のセントラルボードで日本への資格停止処分を解除できるのではないかと思っています。
しかし、我々FIBAとしてひとつ皆さんにご理解いただきたいこととして、モスクワで開催されるFIBA U-19 女子世界選手権に残念ながら日本は出場できません。そのためだけ特別に解除することはでき兼ねまして、日本は不参加とさせてもらいました。状況が状況ですので、致し方ないですが、我々が忍耐強くこの作業を進めていけば、いずれにせよ6月には何らかの答えを皆さんに返すことができるのではないかと思っています。女子U-19日本代表に関しては、梅野さん(哲雄会長職務代行)からも日本参加させるべきだという説明をしていただいていましたが、しかし我々としましてはそれを認めることができず、その決定に理解を示してくださったことには感謝しています。
日本ではサッカー界を代表する川淵さんがバスケのために尽力してくれています。ドイツでも同じようにサッカー界の方がバスケのために尽力してくれれば良いと思っていますし、日本の状況がうらやましい限りです。